拝啓
月に変わりはないものの、望月から夜ごとに掛けていく月を、
十六夜・立待ち月・居待ち月・寝待ち月と名付けて愛でる感性を大切にしたいもの。
一方、名前を同じくしながら、お店ごとにその装いも味わいも異なるチーズケーキを頂くのもまた楽しからずや。
というわけで、今回は安房の「smiley」さんに。
こちらのチーズケーキは、屋久島紅茶と一緒に頂くと味わい倍増。
添えられたクリームやジャムとの相性もまた佳し。
重ねて只今テーブル上に添えられているのが「さざれ水晶のフラーレン」。
フラーレン(fullerene )は、炭素原子のみで構成される閉殻空洞状クラスターの総称。
最初に発見されたフラーレンは、炭素原子60個で構成されるサッカーボール状の構造を持ったC60フラーレン。
以前から、原子番号6の炭素60個で構成されるフラーレンは、何やら六角堂にもご縁がありそうな気がしておりましたが、
改めてネットで検索してみると……
フラーレンの効用を謳うものの一つに化粧品があるようですが、
もう一つには「グレートセントラルサン」のエネルギーが宿り、循環する構造が人の意識の覚醒を早め、高波動を放つ“恒星的生き方”をサポートすると謳うスピリチュアルなオブジェも。
スマイリーさんはそのパワーで、ご来店の皆様に元気をお分けしようとフラーレンを置いていらっしゃるとのこと。
ただ、ほのぼのしたスマイリーさんのお店は、フラーレンより
ムーミン谷のスノークのおじょうさん=ノンノン=フローレンがお似合いかと。
スマイリーさんは火曜日定休です。
敬具