拝啓
奄美や沖縄はすでに梅雨入り。
モッチョム岳を映す田んぼの苗はすくすくと。
5月10日 カン・ギョンス著
「ママ」
#7日間ブックカバーチャレンジ 第2ラウンド #day5
絵本はコドモの読み物、と思われがち。
六角堂の本棚には500冊ほどの絵本も並んでおりますが、
その内100冊ほどはどちらかと言えばオトナ向けの絵本。
カン・ギョンス著「ママ」もそんな一冊。
ママに甘え、ママに反抗し、ママから自立。
ママと別れ、ママとなるママの話。
台詞は「ママ」の一言だけ。
この本のバトンは、素敵なママとなった中村 聖恵さんとCoko Kuratomiさんに渡します。
かつての同僚、英語教師だった福田君が京都で営んでいた
絵本美術館「響き館」が4月で休館となってしまったのは何とも残念。
ちんたら散歩風景
この日は雨でお休みです。
5月11日 今泉忠明監修
「ざんねんないきもの事典」
#7日間ブックカバーチャレンジ 第2ラウンド #day 6
パソコンの前に座る時間が長くなり不健康に。
SNSの書き込みにもそれを感じる昨今。
出会ったのが「NEWSポストセブン」2020.05.10のコラム記事
「コロナ禍の子どもの目に映る「ざんねんすぎるおとな」の生態」
ざんねんなおとなの生態とは
【File.1】不安をふくらませて感染者や医療従事者を平気で差別する
【File.2】勘違いの正義感を振り回して「自粛ポリス」になり下がる
【File.3】デマやあやふやな情報を自分では善意のつもりで拡散する
【File.4】怒りのぶつけどころを探し出して常に批判や攻撃を続ける
【File.5】どう見てもヤル気や能力や当事者意識に欠ける偉い人たち
自分にも思い当たるところがあり、改めて自省し自制をと。
そんな訳で今日のご紹介は元祖「ざんねんないきもの事典」
間もなく地中から湧き上がってくる「流し虫」(交尾期の白蟻)からは、
人間界はどう観えるのか、少しばかり想像。
このバトンは生命科学教育者の秋山 繁治さんに送らせていただきます。
コメント欄
同じ監修者の続編と派生本はこちら。
ちんたら散歩風景~麦生
果樹園の周りに張り巡らされた電気柵。
そこに取り付けられた警告板は島の人には何でもないものでも、観光客の方には発見の喜びも。
危険が好き≒好奇心旺盛なのはサルよりヒト。
5月12日 川口俊和著
「コーヒーが冷めないうちに」
#7日間ブックカバーチャレンジ 第2ラウンド #day 7
週に一度は通っていた永久保の喫茶店は未だ開かず、
湯泊の喫茶店は次回営業のお知らせもなし。
一杯の珈琲で日常をリセットする「場」を失った哀しさ。
六角堂のブックカフェも未だ再開の見通し立たず。
情けないやら申し訳ないやら。
このバトンは栗生で孤軍奮闘されいらっしゃる山田優美子さんに送ります。
コメント欄
作品社の「日本の明随筆 別冊3 珈琲」。
淀川長治さんの文章に安らぐひと時。
ちんたら散歩風景~麦生
道端に何気なく咲く百合の花。
街の花屋で買ったらいくらするのか。
明日をよい日にできますように。
敬具