拝啓
さて散歩にでもと思うや否やにわか雨。
島中どこを歩いても、樹々の命が吹き出しております。
5月22日 田所美恵子著
「針穴写真を撮る」
#7日間ブックカバーチャレンジ
全国の緊急事態宣言解除まで継続中-第4ラウンド #day3
Instagramが流行り出して、凝った写真を撮りたい方も多い様子。
そんな方へのお薦めは、最もアナログなピンホールカメラで撮った白黒写真。
かつてカメラ部の顧問をしていた時、「うちは写真部ではなくカメラ部なので、カメラを作るところから始めます」と、ピンホールカメラを空缶で製作し、暗室でプリントまで。
カメラの仕組みや焼き付けの手順を覚えるのに役に立ったかと。
2001年10月23日の京都新聞には、アフガニスタンでピンホールカメラで出征に出向く兵士の姿を撮る写真技師の話題が掲載。
詳しい作り方を知りたい方には熊崎勝著『初めてのピンホールカメラ 入門』(風媒社)がお薦め。
この本のバトンは京都の老舗「ワンダス写真館」の
看板娘、武田 真代子さんに送らせて頂きます。
スルー自由自在です。
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17年前に訪れたアフガニスタンは今、どうなっているのか……
ちんたら散歩風景~雨でお休み
5月23日 吉田明著
「七輪陶芸入門 決定版」
#7日間ブックカバーチャレンジ
全国の緊急事態宣言解除まで継続中-第4ラウンド #day4
屋久島には陶芸工房がいくつかあり、それぞれに味わい深い作品が産み出されています。
この本は登り窯で作陶されている埴生窯の山下さんに教えて頂いた
やってみたくて七輪も買いましたが、実現する前に七輪は島の湿気でぼろぼろに。
この本のバトンは、陶芸の道に進んでいらっしゃる岸弘子さんに送らせて頂きます。
まだ美濃で元気にされているでしょうか?
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ペーパーキルン(紙窯)にも興味あり。
ちんたら散歩風景~麦生
藪の中から天に突き出すバナナの花
途中、ザザ振りのズブ濡れ
GW前から二週間ほど蛍が飛んだ川。海の間際で飛ぶ蛍は格別。
5月24日 筒井康隆著
「薬菜飯店」
#7日間ブックカバーチャレンジ
全国の緊急事態宣言解除まで継続中-第4ラウンド #day5
いよいよ緊急事態宣言完全解除の様子。このチェレンジもまた。
第1週目の#day1は表紙が無地の「自分の感受性くらい」をご案内。
そこで残りわずかとなった今日は、ブックカバーを失ってしまった文庫本から「自分の健康くらい」と言う訳で“薬膳”にまつわる短編集を。
オーナー筒井康隆の「薬菜飯店」は痛快壮絶の味わい。最後に収録された「カラダ記念日」をデザートに。
コロナ対策のため、エログロナンセンスの極み『宇宙衛生博覽会』をお持ち帰りにお包みいたします。
この本のバトンは、プロフィール写真が「あーおいしかった」の大石 みのりさんに送らせて頂きます。
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時節柄『宇宙衛生博覽会』中の「ポルノ惑星のサルモネラ人間」がお薦めです。
ちんたら散歩風景~原
畑の脇では月桃の仲間が蕾を膨らませ始め、
杉林に自生するヘゴ。屋久島ならでは。
空にはうっすら虹の架け橋も
敬具