屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

群れる鯉と蒸れないマスク 忘れたころに咲く桜

拝啓

5月6日が期限だった「緊急事態宣言」。

どうやら5月末まで延長される様子。

明日から5月だというのに、給付金どころか「アベノマスク」すら未だ届かず。

 

さて、十日ほど前に島の自然食品・雑貨店で分けて頂いた自然染料の布マスク。

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肌触りもよく顔にもフィットして付け心地は良かったたのですが、

GWに入って日毎に気温が上がり始めた屋久島。

呼吸するたびに蒸れて、顔がじっとり。

 

一方、4月の初めにアマゾンで注文したマスク。

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4月8日に発送済み、クレジット決済されているのに到着予定日を十日過ぎても届かず。

販売業者:XIANSHILIANHUQULIRONGBAIHUODIAN - LiRong Huang

問い合わせても音沙汰なしで……詐欺。泣き寝入り。

 

そんな折、宮之浦屋久島観光センター」さんのfacebookで「マスク大量入荷」のお知らせが。

今なおドラッグストアではなかなか手に入らないのでこれ幸いと、発進。

楠川まで来て、島のランドマークドラえもんもどき」に目をやると

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おお、その背後に無数(個人的感想です)の鯉のぼりが泳いでいるではありませんか。

車を止めてパシャ。

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対岸からもカシャ。

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例年5月に「楠川城祭」が催されていましたが、今年は自粛でしょうか。

3年前の様子は屋久島経済新聞」さんの記事でご覧いただけます。

https://yakushima.keizai.biz/headline/109/

 

で、目的地の「屋久島観光センター」到着。

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入り口の「緊急入荷 マス有ります」を確認して入店。

お客様は長蛇の列……の対極で、あちらに一人そちらに一人。

都会では信じられない光景かも。

そしてレジ前にドーンとマスクの山。

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1箱10枚入り。

1箱~4箱まで1箱¥858税込み(1枚あたり¥78)
5箱~9箱まで1箱¥803税込み(1枚当たり¥73)
10箱~ ¥748税込み(1枚当たり¥68)

で買うほどお得となっておりますが、

今日はとりあえず3箱頂いて帰りました。

 

どんなマスクかご紹介。

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開けると10枚が一袋に。

裏には説明書きが。

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主要原材料は……読めません。

 

一枚取り出してみると

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きわめて一般的な使い捨てマスクで、付けてみても不具合もなさそうでした。

 

それでもマスクは窮屈なもの。

始めたばかりの里めぐりウォーキングの時は胸ポケットに差し込んでテクテクと。

 

今日は六角堂から山手の林道を経て麦生集落を半周。

「桜とホタルの里公園」まで行くと。

なんということでしょう!

諦めていた桜が今頃になって咲いているではありませんか。

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やはり「花は 花は 花は咲く   いつか恋する君のために」

 

約50分間で出会ったのは犬の散歩をする少年一人だけ。

静かな静かなGW二日目でした。

敬具

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