六角堂スパイシーブックカフェ
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イートハーブからのお知らせ
明日からGWを迎える屋久島麦生の六角堂。
クモマソウはピンクのボンボリ絨毯を日毎に拡げ
紫陽花には蕾も付いて
キウイの新芽もプックリ開き
バッタは静かな風に揺られて
毛虫はモリモリ、間もなく蛹に。
蝶が庭を舞う頃には、ちんたらブックカフェを再開したいと思っておりますが……
再開まで、今しばらくお待ちください m(_ _)m
さて、屋久島では、
町の指示で4月20日から5月6日まで島内の多くの施設が原則使用禁止に。
※屋外の体育施設については、個人利用を制限するものではありません。
(散歩やジョギング など)
との但し書きはあるものの、
島民にとって憩いの場であり「三密の対極」である「しゃくなげの森公園」まで閉鎖することには疑問あり。(元々ゲートも何もない場所ですが)
休校中の子供や、幼児を抱えたお母さんたちが、
ヒトを避けてストレス発散させに行く場をどこに見つけるべきか。
ドラモリやAコープに集う子供連れを責められません。
おまけに、
露天風呂の平内海中温泉や湯泊温泉に大浦の湯、
貸し切り制の屋久島自然公園温泉のゆのこのゆまで。
銭湯形式の楠川温泉は閉鎖なのに、なぜ尾之間温泉は除外なの?
実際どんな具合なのかと、買い出しがてら、
南の温泉を巡ってみれば……
JRホテル温泉はすでに4月17日から日帰り入浴は休止され、
しかも、4月24日からはホテル自体、GW明け再開どころか無期限休業。
https://www.jrk-hotels.co.jp/Yakushima/resources/pdf/0421_release.pdf
尾之間温泉の駐車場には車がいっぱい。
入口の掲示板に「お願い」があるものの、
閉館のお知らせはなし。
閉鎖されれば、家にお風呂がない地区住民には辛いものがあります。
人っ子一人おりませんが
「自宅にお風呂のない方はご利用ください」の区長さんからの温かなメッセージ。
至極妥当。
湯泊温泉はと言えば
入り口には特段注意書きもなく
いつもの「油」暖簾が風に揺れ、
奥の湯壺は、空を映して鏡のよう。
駐車場まで戻ってみれば、
町長と区長の連名でトイレと更衣室に張り紙が。
なるほど、そういうことですか。
本当は島を一巡りしたかったのですが、ガソリン代が頭によぎり方向転換。
そして、六角堂に戻った刹那、
「4月29日から5月10日まで尾之間温泉は一時閉館」の防災無線。
慌てて尾之間まで走った方も多いのでは?
屋久島町内、海を隔てた口永良部島では湯向温泉と本村温泉も閉鎖とのことですが、
多分、口永良部島の方々はそんな役場の指示に、
「何を見当はずれで呑気なことを言ってんだ!」とお怒りかも。
2020年4月27日のNHK NEWS WEB では噴火の危険が増しているとの報道。
屋久島島内でも「今朝から時々ゴゴゴ…という地響きみたいなのがするんですが…えらぶでしょうか??」と心配するfacebookの書き込みも。
もし今、2015年5月と同様の爆発的な噴火が起こって、
全島避難とでもなった時、何処に避難すればよいのか?
「幸い今なら空室だらけの旅館やホテルがございます」では洒落にもなりません。
一昨日は桜島も噴火、
鹿児島県十島村の諏訪之瀬島で「28日午前3時34分に噴火が発生しました。その後も連続噴火が続き、爆発的噴火も相次いで発生し、午後2時までに36回発生」
鹿児島だけではありません、
長野県では今月上旬から群発地震が。
ウイルスの感染拡大に輪を掛けていつ来てもおかしくない噴火や地震や津波、
ひと月もすれば始まる豪雨や台風の季節。
いたずらに不安を煽っているわけではありません。
データを元に想像力を働かせ、
「想定内」の備えをすべきだと申し上げているだけ。
屋久島町はと言えば、
5年前の口永良部島の噴火による全島避難で防災の課題が見え、
昨年5月の屋久島豪雨災害とその後の風評被害であれほどの打撃を受けながら、
町長や役場や議会の重鎮は旅費の不正を隠しまくって泥まみれ。
三重県では大雨の時期を前に
「避難所での感染防止対策の具体的な考え方を取りまとめ、市や町に文書で伝え」た
というのに、
何時まで経っても県や国からの「指示待ち」で有効な策を打ち出せぬまま。
役場の各課の職員さんは、秘かに危機感も持っていらっしゃるでしょうが、
それをまとめて制度とし、予算を付けるのが町長の役目。
その怠慢を補佐しているのはだれなのか?
こんな「ぼやき」を打ち込んでいると、郵便ポストがカラランと。
この具体性のなさとスピード感のなさ、ありきたりの挨拶にガッカリ。
まるでぬるま湯。
脱会者が増えるのもやむなしか。
そして、
二週間ほど前、「屋久島ポスト」さんのブログで
中馬慎一郎氏(新顔)、小脇清保氏(前職)、緒方健太氏(元職)、渡辺博之氏(元職)の4人が出馬予定と知りましたが、
その後音沙汰なし。
先日、立候補予定の方のチラシがポストに投函されておりましたが、
「皆様のお力をお貸しください」との訴えで、
「皆様のお力になれるよう、こんなコロナ対策いたします」はなし。
げっそり。
店の経営者は感染以上に、どれほど店の存続や従業員や家族の暮らしに不安を覚え、
どれほど苦汁の日々を重ねていることか。
県からの臨時休業協力金の対象にもならず、国の支援金も宛にならず、
深い溜息をついている人が島にどれほどいることか。
コロナが一旦終息しようと、
先が見通せなくなり「心が折れて」廃業を決意するお店も全国各地で次々に。
倒産するお宿も続々と。
ウイルスに罪はなし。ただ自然の掟に従って、黙々と自己増殖に励んでいるのみ。
噴火も地震も津波も台風も、宇宙の法則に従って巡っているだけ。
だからこそ、
人は互いに手を結び、社会を作って危機のへ備えと苦難からの脱出に努めてきたはず。
そのもっとも中心的な役割を果たす事こそ国の努め。
それができないような政府を産み出し、
コロナの災禍が深まる中でさえ、政権を支持し続ける国民の何という……
屋久島町民の一人として、
5月10日の投票日に、きちんとした判断で一票を投じることができれば幸いです。
思いっきりのウダウダぼやき長文、失礼いたしました。
この災いが一段落した折には、
どうぞ六角堂のスパイシーブックカフェとコテージでゆるゆるお過ごしください。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。
敬具