屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

白玉の歯にしみほとる雪苔の氷しづかにかくべかりけり

拝啓

梅雨入り前の低気圧通過で高速船も欠航した大荒れの屋久島近海。そんな離島のフェリーターミナルで三年間、旅情を味わわせてくれた『雪苔屋』さんが2018年5月22日をもって移転することに。

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このバス停前の看板も

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ドアに書かれた『喫茶 雪苔屋』の金文字も

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店内から透けて見えるフェリー太陽も見納め。

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ここでの食べ納めは何にしようかと思案しつつ

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まりなちゃんお薦めのかき氷「レモン(豊島)みるく付き」を注文。

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白玉の歯にしみほとる雪苔の氷しづかにかくべかりけり

日具さんは一湊珈琲さんと同じ場所で再スタートとのこと。

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梅雨明けのころ、このバス停近くで再開されるはず。

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新雪苔屋、リニューアル日具さんの未来に幸多からんことを。
敬具
追伸 閉店後、ドアには次の張り紙が。
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