屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島丼紀行 第2回 春牧のカツ丼

拝啓
 
子供の頃から、思い立つと居ても立っても居られない性分。
丼巡りをするならば、あそこは絶対外せないと思う店、「みち草」さん(http://4travel.jp/domestic/area/kyushu/kagoshima/rito/yakushima/restaurant/10194116/)に参りました。
 
安房から麦生方面に屋久杉ランドに上がる交差点を越えてすぐ、丼好きなら嫌でも食べなあかんのちゃうかという看板が。
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この看板が立つ駐車場に車を止め、「カツ丼」の幟を横目に県道脇内ある店の玄関へ
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店内の席はすべて座敷形式。小さなお子様連れのご家族が先客。
メニューにはあれこれ品が書かれていますが、そのほぼすべてが「豚の○○」、カツ丼まで「豚のカツ丼」と。
ためらわず頼んで待つこそしばし。フワフワの湯気を立てながら「地卵と豚のカツ丼」様が登場。
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カツは肉厚、衣はゴワッとしていますが半熟の卵と出汁が程よく滲みて口に頬張ると肉と衣と卵が絡み合いつつ解けてゆきます。
カツといいご飯といい、結構なボリュームなので、丼一杯でもかなりの満腹感と「カツ丼食べてやったぞ!」という達成感を味わえます。
 
屋久島には黒豚の養豚場の他、肉牛を肥育する町営牧場もありますが、島に食肉センター(屠殺所)がないため牛はフェリーに乗せられて種子島で競りにかけられると聞いたことがります。
 
丼巡りの一回目が天丼、二回目がカツ丼なら、次は当然○丼でしょう。
 
敬具