屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島丼紀行 第1回 栗生の天丼

拝啓
 
まだまだ夏の名残の入道雲も立ちながら、夜になれば鈴虫のリ~ンリ~ンが六角堂を包み込む初秋の屋久島。
無性におなかがすくのも秋の兆しのせいでしょうか。
そんな時欲しくなるのがガツガツガッツリ掻き込める丼。
 
今日は月に一度の診療所通いのついでに栗生の蕎麦屋「松竹」さん(http://sobaya-matutake.com/menu.htm)へ。
「天丼」の幟に惹かれて開店時間ちょうどにお邪魔しました。
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店構えはいかにも蕎麦屋の風情です。
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天丼だけを注文し掛けましたが、蕎麦屋に来てそばを注文しないのは何とも片手落ちかと思い直し、天丼セットのご飯大盛りを注文。
待つことしばし、ホカホカの湯気を立てて天丼様のご登場です。
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天麩羅は海老と鱧(はも)と鶏に大葉や蓮根やシメジなどの野菜。
海老はともかくとして「屋久島で鱧とはなんでやねん」と思いつつもサクサクに揚がった天麩羅とサラッと汁の沁みた飯をかき込みつつ、ズズッと蕎麦をすする至福のひと時。
ご飯大盛りの割にはご飯の量が少なめでしたが、女性の方ならこれで満腹かも。
 
島の最西端にある蕎麦屋の天丼を完食し、冷たい麦茶をグイッと飲み干した刹那、連載中の屋久島カレー事情」(http://blogs.yahoo.co.jp/honeycomcabin/folder/533617.html)もそろそろ臨界点に達しつつある昨今、食欲の秋を迎えて「島の丼巡り」を楽しもうと決意いたしました。

天丼、カツ丼、親子丼……これからしばし島の丼をご紹介いたします。
 
敬具