拝啓
前回はそば屋の「日替りカレーセット」でしたが、今回はラーメン屋の「カレー定食」をご紹介いたします。
お店は宮之浦大橋のたもと、「屋久島黒ラーメン」でお馴染みの「王龍(ワンロン)」さん。
ここでもやはりラーメンにカレーが掛ったカレーラーメンはなく、レギュラーラーメンとオリジナルカレーを組み合わせた定食です。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/y-6kakudo/20190820/20190820183737.jpg)
単品で500円の醤油味白ラーメンと組み合わさって出てきたカレーには、ラーメン屋らしさがにじんでいました。
チャンポン麺の具のように、とろみを付けて炒めたニンジン、玉ねぎ、白菜と豚肉をカレールーと合わせたしつらえです。
ボリュームたっぷりで1000円は上出来ですが、惜しむらくは漬物が付いていないところ。
すっきりとしたショウガかラッキョウの酢漬け、あるいはニンニクの香り高いピリッとしたキムチでも添えられてあったらいうことなしです。
敬具
これまで紹介した「屋久島カレー事情」インデックス
第26回 脇役のカレー目当てに蕎麦すする カレーやってます
尾之間 「手打ちそば屋」※2016年閉店
尾之間 「手打ちそば屋」※2016年閉店
第23回 県道に萌え出づる春カレーあり 年季の入ったかわいい系喫茶店
小瀬田「花鈴」
※ 番号の重複をご容赦ください
第21回 対岸に香れるカレー求めけり 海を渡って
第20回 どんぶりに残せる鹿よ悪しからず たしかにしか
宮之浦「カフェ・ヒトメクリ」
宮之浦「カフェ・ヒトメクリ」
第13回 食べることそれは生のあかしなり 木枯らしの吹き荒れる海ボンカレー
陳列棚のカレー 2
尾之間「モッチョムビュー トーン」
安房「田中屋」
第8回 おいどんにカレーうどんは似合わぬか Aコープのカレーうどん
陳列棚のカレー
第3回 風を待つ街にカレーの風が吹く 「本格」「印度風」ばやり
島外のカレー
第2回 一皿の命の旨味有難し 樹林のオーロラカレー
小瀬田「樹林」
小瀬田「樹林」
第1回 独りでもカレーが繋ぐ人の縁 萬萬亭の500円カレー
小瀬田「萬萬亭」
小瀬田「萬萬亭」