屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

眉月に弦を張りたるギターの音

拝啓
 
相変わらず鈴虫と蟋蟀と川のせせらぎだけが聞こえる静かな六角堂の夜更けです。
 
今夜(正確には昨夜)は安房のTシャツ屋ガラモスタ(http://www.geocities.jp/sojiron/)さんで行われた「おおくまよしゆき ワンマンテントライブ」に出掛けてきました。※下の写真はライブが終了した後のテントの中。
 
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聴衆の多くは顔見知りの方でしたが、その中に絵本作家のさいとうまきさんがいらっしゃいました。10月8日から13日まで栗生のPON-PON(http://pon-pon.jp/)さんで個展を開きにやってこられたそうです。
 
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屋久島の特徴の一つは移住者の多さです。それも退職後に田舎暮らしをしたいと
願って移住された方ばかりでなく、島の空間で何かを見つけに来る、何かを作りに来る若い方がいることです。
 
そんな様子は、Web版朝日新聞の「島めぐり」という連載記事(http://www.asahi.com/and_M/shima-meguri_list.html)にも紹介されています。
 
街の生活では見つけにくかったものを離島の自然の中に見出そうとする。それも旅行としてではなく、そこで暮らすことで確かめようとする。その一方で、島の濃すぎる人間関係に疲れている人、街の暮らしの習慣を懐かしむ人もいます。
 
そんな島でのマイノリティのお役に立てるよう、シーズンオフの六角堂では様々な企画を考案中です。
 
何か思い付くことやご希望があれば、お気軽にお知らせください。
 
敬具