屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

軟体動物門頭足綱鞘形亜綱八腕形類及び十腕形類の悦楽

拝啓

一昨日から降り続いた雨は夜半から豪雨となり昨日の昼過ぎまで降り続きました。いつもは蟹が岩を這う敷地内のせせらぎも終日力強く轟いておりました。

YAHOO!やMaponの天気現況では降水量3mmと表示されている時間帯も、実際には少なくとも20~30mmは降っている様子。周囲100㎞の丸い島、地域によって全く天気が異なります。ご来島のお客様方もネットの天気予報を信じないようにしていただきたいものです。

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そんな日曜日の午後、屋久島のカヤックガイド「サウスアイランド」のご家族が遊びに来て下さり、自家製の「たこ焼き」をお土産に頂きました。屋久島ではめったに見ないタコ焼きを関西出身の奥様が焼き上げて下さったものです。一口食べるとタコがゴロゴロ。大満足でした。

そして今朝は「サウスアイランド」の奥様のお父様が獲れたてのイカをさばいてもってきて下さいました。一人ですぐには食べきれないので、しっかりラップしてジップに密閉し、冷凍庫に保管しました。

お客様のご滞在もなく静かな六角堂の独り者を気遣って下さる方がいらっしゃればこそ、身寄りのない島でもなんとか暮らしていけるのだと思います。

日々のご縁に感謝、報恩忘れることなかれ、です。

敬具