屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

「屋久島安産祈願シート」完成 切羽詰まっても入るスイッチは別系統

拝啓

確定申告の期限は3月15日。

しかし入力は道半ばどころか、そのずっと手前。

こうしている間も、時を惜しんで仕上げなければならないのですが、

そうならないのは相も変わらず。

学生時代は試験前になると部屋の模様替えをし、

前職時代は問作の締め切りや成績提出の前に幾度徹夜したことか。

 

還暦過ぎてなお、公事の前に私事を優先するのは先がない身なればこそ。

 

昨日は、屋久島に来て深いご縁を頂いた方のご懐妊の報に触れ、

島の南部の「安産の神さん仏さん巡り」に。

せっかくなので、屋久島安産祈願シート」を作成。

 

表面は、

古くから安産の祈願を寄せられてきた船行、平内、湯泊、栗生の社寺の写真に加え、

船行神社の絵馬にメッセージを書き込んでプレゼントできるようにいたしました。



裏面は、

屋久島の神と仏 神社仏寺・山岳宗教・民俗神』(太田五雄・三橋和己著)の文章をお借りし、それぞれのいわれなどを添付。

 

心ばかりのプレゼントになればと。

 

また、先日はお世話になっている方から、

ヒーリングサロン用のよもぎ蒸し椅子」を作ってほしいと頼まれ、

近所の製材所で杉板と角材を入手してガガガガギギギギ一日かけて製作。

雑な作りですが、気に入っていただけたようです。

 

そしてお客様のご滞在の合間を縫ってコテージや庭のメンテナンス。

 

一番大変なのは蜜蝋塗り

京都の木工所で「蜜太郎」を紹介して頂いてから、

数年ごとに白木の壁や床をスリスリゴシゴシ。

天然素材の防虫成分が入った蜜蠟は摩り込むごとに深みを増していきます。

 

そして苔や汚れがこびりつく外壁とコンクリートのたたきの洗浄。

今まではデッキブラシとクレンザーを使っていたのですが、

ご近所さんにお勧め頂いた高圧洗浄機をアマゾンで購入し、

三日掛かりで洗浄。

水圧に負けてバランスを崩し、脚立から転げ落ちて背中と腰を打つ始末。

 

それが済んだら網戸の張替え

 

そして庭木の剪定と草払い

落ち葉掃き

 

お客様がチェックアウトされた後の掃除洗濯セットの繰り返し……

で、急ぐわけでもないFacebookやブログの更新。

 

と言う訳で残るは四日、いよいよ確定申告に集中。

 

たびたびいただいている「カフェやってますか?」のお問い合わせには、

毎回「今週はお休みです。下旬には」とお答えしているのですが、そろそろ狼老人から抜け出さねばと。

 

うまくいけば3月は23日以降にオープンできるかもです。

 

敬具