屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島ボンボンポイ第5回 大阪発カフェデザート その1 ラ・モンステラ

拝啓

冬から秋へと季節が逆戻りしたかのような洗濯日和の屋久島南部。コテージにご滞在のお客様用朝食もちんたらカフェの営業もない久しぶりの休日。買い物に空港まで行く途中、船行のバス停付近は山茶花の花びらが今年も絨毯のよう。
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買い物を済ませて帰る途中、長峰県道から見えたラ・モンステラさんの「OPEN」のサイン。以前モーニングセットを頂いたことはありますが、カフェタイムに伺うことができていなかったので、これは是非にと車をUターンさせ入店。
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こちらは大阪から移住されたご夫婦が2017年にオープンされた島cafe。席に腰掛けメニューを拝見。
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スフレケーキのデザートプレートを選んで、それに合う飲み物はとママさんに伺えば、何種類もの珈琲のご案内を頂きましたが、モカが好きだと申し上げると、ございますのご返答でそれに決定。いつもの癖で書棚を眺めると……
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屋久島関連の本に加えラ・モンステラさんらしくハワイやヒーリング関連の本がずらり。中から抜いたのは、以前から気になりつつも六角堂に置いていなかった
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宮坂洋子『屋久島奉行物語』(2003年、高城書房刊)を開いて待つことしばし……やって参りました、スフレケーキプレート&モカコーヒー。
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ふんわりとしたスフレらしい触感。飾りと思って口にされない方もいらっしゃるミントを摘まんで噛み締めると優しい香りが広がって、書棚に掛けられた額に記されたこのお店の思いが伝わって来るかのよう。
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「やくしまじかん」(https://yakushima-time.com/kataribito-1990/)にも紹介されているような明るく元気の出るお店。
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残念ながらお出かけ中のマスターにご挨拶することができませんが、これからも末永く仲睦まじくお店が繁盛なさいますように、と店を出るとテラス席にカエルの置物が見送って下さいました。

その帰り道、再び船行近辺を通るとコスモス畑。
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毎年この季節、コスモスとヒマワリが咲く畑が小島にあったことを思い出し、車は一路傾く夕陽に向って走り続けるのでありました。

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敬具


屋久島ボンボンポイインデックス

小瀬田  mori café  スフレチーズケーキ コーヒーor紅茶付
湯泊     喫茶はまゆ Baked cheese cake
原        ノマドカフェ リンゴいっぱいのケーキと紅茶
尾之間  ペイタ もっちょむケーキ&フェアトレード自然栽培珈琲
安房     smiley デコレーションシフォン&いろは薬草園月姫茶
永久保  雪苔屋 リンゴケーキとさらり珈琲
湯泊     珈琲はまゆ  シフォンケーキのキャラメルリンゴサンド&白川茶園プーアール茶
湯泊    珈琲はまゆ カボチャプリン 屋久島女性移住者カフェ案内