拝啓
昼の日差しの下では半袖で過ごせても、6時頃すとんと日が落ちると長袖を一枚着たくなる屋久島の11月11日。
1が四つ並ぶぞろ目の日だけあって日本全国様々な記念日が林立。お上が定めたのは、“いい日いい日”の「介護の日」のようですがあまり知られることはない一方、親しみ深いのはグリコの「ポッキー&プリッツの日」。水族館ブームの昨今では「チンアナゴの日」が知られているようではありますが、他には……
ジュエリーデー(宝石の日)
西陣の日
介護の日
公共建築の日
電池の日
配線器具の日
サッカーの日
くつしたの日
下駄の日
鏡の日
鮭の日
おりがみの日
煙突の日
磁石の日
長野県きのこの日
コピーライターの日 などなど 参照 今日は何の日 http://www.nnh.to/11/11.html
西陣の日
介護の日
公共建築の日
電池の日
配線器具の日
サッカーの日
くつしたの日
下駄の日
鏡の日
鮭の日
おりがみの日
煙突の日
磁石の日
長野県きのこの日
コピーライターの日 などなど 参照 今日は何の日 http://www.nnh.to/11/11.html
残念ながら屋久島には11月11日にちなんだ記念日や行事は聞くことなし。ところがひょんなことで1111にご縁が。麺でもキノコでもポッキーでもなく串に刺さって並んだ焼き鳥、島で唯一焼き鳥の提灯を下げる楠川の「やきとり」に出向くことに。
場所は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)を祭る屋久島大社、楠川簡易郵便局のすぐ近くの県道際。奈良から来られた移住者がピザ屋として建てたお店の閉店後、2016年の7月までの5年間は漬け丼や鶏唐定食などを出していた「屋久島 そわか」さんの閉店後に出来たお店。
赤い提灯を見るたびに一度はと思いつつ麦生からは遠く、酒なしで焼き鳥もなあ……と、ご縁がなかったお店ですが機会を得て、島で初めての焼き鳥体験。
暖かに灯る提灯を横目に暖簾をくぐった店内は、地元の方で結構な賑わい。カウンター席に腰を下ろして、お品書きはと壁を眺めると……
んんっ⁇
んんんっ⁇ない‼
京都の「大吉」で親しんでいた「ミ(鶏もも)」がない、「ネギマ(鳥ネギ)」がない、「いかだ(長ネギ)」がない、「焼き鳥盛り合わせ」がない‼‼‼‼‼
聞けば、今日はガスボンベの不調で仕込みが上手くいかなかったとのこと。砂肝とレバーがあるのならと気を取り直して幾皿か注文して待つことしばし……
砂肝は程よい触感と塩味、レバーは結構な大振、自家製つくねは穏やかでしっとりした風味。ただ、焼き鳥には山椒・スダチ(かレモン)がつきものと思っておりましたが、島(少なくともこのお店)にはそうした風習はないようで。
左上から時計回りで「なっとういなり」「揚げ出しナス」「焼きそば」「ポテトフライ」。そのいずれもが新鮮というか意表を突くというか、焼き鳥屋の世界の広さを学ばせていただきました。
ご主人は麦生の出身、お手伝いのお姉さんは大阪の出身。何やらご縁を感じつつ提灯を後にしました。
いつの日か、油の落ちる炭火の香りとネギマの風味を味わうことができれば幸いです。
敬具
PS.
串といえば串カツなのでしょうが、島で串カツの看板を掲げた店は知る限りではゼロ。関西から出店される方がいらしゃれば応援いたします。
PS.2
「いざな」は「誘う(いざなう)」の語根で「ぎ」は男性、「み」は女性を表す語だとか。男神・女神が誘い合って日本の国や神々を生んだとする神話息づく屋久島冬の旅、どうぞ六角堂コテージでほっこりまったりお過ごしください。
屋久島トリッコロールインデックス
小瀬田(長峰) AQUA CAFE
宮之浦 グリーングラス から揚げ定食
船行 Cafe & Bike みかん 鶏のから揚げ定食
中間 つわの花 からあげ定食
安房 友やけ呼やけ やきとり ※2017年8月閉店
安房 かたぎりさん チキンステーキ定食
ファミリーレストラン かもがわ 鶏ももニンニクステーキ
安房 八重岳食堂 唐揚げ定食
お食事処 あわほ 鶏のカラアゲ定食
サンパウロ みそチキンカツ定食
尾之間 モッチョムビュー トーン 唐揚げセット ※2017年6月閉店
安房 スマイリー 照り焼きチキン入りイングリッシュマフィンサンド
安房 ファミリーレストラン かもがわ 唐揚げ定食
原 食堂 モッチョム山荘 鴨鍋 ※2017年6月より休業
尾之間 ボン・クラード 唐揚げランチプレート+タンドリーチキンセット
平内 naa yuu cafe な~ゆ~プレート-油淋鶏
尾之間 味徳 唐揚げ定食