屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島トリッコロール第10回 とりどりの日々 かたぎりさん

拝啓
 
フェリーハイビスカスは今日もまた「機関整備の為、欠航」。
このお蔭で六角堂コテージにご滞在予定のお客様はキャンセルとなってしまいました。ツライ……
 
こんな日々の辛さを乗り越えるには、飛魚のつけ揚げでも屋久トロでもなく肉。
本当ならばOG ビーフ厚切り300gステーキと行きたいところなのですが、島で輸入牛肉を格安で手に入れるのは至難の業。
財布と相談して行き着く先は、やはり鶏モモステーキといったところでしょうか。
 
今回の屋久島トリッコロールは安房の二つのお店の鶏ステーキのご案内。
 
まずは安房の和洋食のお店キッチン武田館の左手「かたぎりさん」
 
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店長が宮城県主出身とは知りませんでした。
 
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空いているテーブル席は「ご予約席」になっていたので、カウンターの端っこに座り、おもむろにメニューを開くと
 
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開業1年を越えてメニューも変わってきましたが(開店当時のカレー紹介記事はこちら 赤き子の島に生まれし雨後の昼 )、今回は予定通り「チキンステーキ定食」のご飯大盛りを注文。
 
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カウンター前の本棚に、何となくお店の立ち位置がにじみ出ているようで、「南の島ぐるぐる」のページをめくりながら待つことしばし……
 
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肉をアップで
 
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塩胡椒と粒マスタードとワサビを一切れごとに付け替えながら楽しむのもまた一興。キッズスペースもあり、家族連れが安心して食事ができる、島で数少ないお店の一つだと再確認いたしました。
 
さて、二軒目はこのブログの食シリーズで何度もご案内した安房ファミリーレストラン かもがわ」さん。
 
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ファミリーレストランと看板を掛けていらっしゃいますが、小さなお子さん連れを見たことがありません。この日も中国語系や英語圏の外国人観光客や、お年を召した島の御夫婦やら。
 
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今や配膳台になっているカウンターですが、かつてはカウンターに座ってくつろぐお客様もいたのでしょうか。その両脇に招き猫が狛犬のようにお店とお客様の安全を守っているようで……
 
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さて、一応メニューを広げてはみましたが
 
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今回は予定通り、「鶏ももニンニクステーキ」のご飯大盛りを注文。いつも通りテレビを気にしながら南日本新聞に目を通し
 
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日本の国の現状を憂いつつ待つことしばし、厨房からニンニクの香ばしい香りが漂ってくると
 
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肉をアップで
 
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鉄板の上でジュージュー音を立てながら鶏モモステーキの登場です。ボリュームたっぷりの鶏肉と、これでもかという山盛りご飯とアサリの味噌汁が嬉しい。
 
二店それぞれのポリシーが際立ったチキンステーキ。これからもまたとりどりの日々を過ごして参りたいものですが、いつの日か1600円の「牛ステーキ」を食べられますように。
 
敬具
 


屋久島トリッコロールインデックス
 
  安房 八重岳食堂 唐揚げ定食
         お食事処 あわほ  鶏のカラアゲ定食
         サンパウロ みそチキンカツ定食
  尾之間 モッチョムビュー トーン 唐揚げセット
  安房  スマイリー 照り焼きチキン入りイングリッシュマフィンサンド
  安房 ファミリーレストラン かもがわ 唐揚げ定食
  原  食堂 モッチョム山荘  鴨鍋
  尾之間  ボン・クラード 唐揚げランチプレート+タンドリーチキンセット
  平内 naa yuu cafe  な~ゆ~プレート-油淋鶏
  尾之間  味徳  唐揚げ定食
  原  屋久島オリオン  屋久島流幽庵焼き
  安房  日と月と  京都+広島+屋久島風お雑煮
  宮之浦  雪苔屋  東京+埼玉+屋久島風お雑煮