屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

薫風を孕みて渡れ島海路

拝啓

島では春からGWに掛けて、観光のお客様が行き来するだけでなく、暮らしに区切りをつけての引っ越しも目立ちます。

六角堂に毎朝やってくる「通勤招き猫ニャー」(本名トラちゃん)。身重でしたが、今週の初めにはお腹がペタンコになっていました。どうやら六角堂の母屋の裏の炭置き棚の奥で出産したようす。昨日、産まれたばかりの仔猫を加えて引っ越ししていきました。

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他の猫や外敵を気にしてか、わざわざ人のいる時を見計らっての引っ越しの様

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小柄なニャーにってはネズミほどの赤ん坊も結構重たいのか、何度も休憩

コテージの掃除を済ませて戻ってくると、次の仔を運ぶ途中

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実家(二段下の家)まで運んでいくのを見送りました

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ちなみに去年の5月末に産まれた子猫は三匹で、どれもが茶色のトラ。生まれたこの柄からすると、どうやらニャーのお相手は去年と違うようです。

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結局、今年何匹産んだのかはわかりませんが、昨年の仔猫と同じようにちゃんと誰かに引き取られていくことを願うばかりです。

敬具