屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

春過ぎて夏来る島君を待つ

拝啓

島の県道にも「わ」ナンバーの車が目立つようになってきた今週末。卒業旅行らしき学生さんの姿もあちこちで見かけます。安房の港には広島大学の生物生産学部附属練習船「豊潮丸」(http://home.hiroshima-u.ac.jp/toyoshio/)が停泊中。

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操船技術を学ぶ若者が、これからも海で生きていける国であってほしいものです。

安房を抜けて北上すると船行の集落の県道沿いでは「ふなゆき市」の幟が。

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移住して畑をされている方が作られたブロッコリーを二つ、お店のカレーの付け合わせ用に分けていただきました。

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麦生に帰ると六角堂のお向いのレストラン「ヴィータ」(http://yakushima-vita.jp/)さんの脇の満開のツツジが鮮やかに、まるで初夏の装い。

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その足で「テラ・オランジュ」(http://www.terra-orange.com/)さんのお宅で行われた餅つきに。島を出た娘さん達の帰郷に合わせての憩いの場に加えていただき感謝。お隣のコテージ「森のフェアリー」さん(http://morinofairy-y.p2.weblife.me/)ご夫婦ともご一緒させていただきました。

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その後、尾之間に買い物に行く途中、冬季休業中だった「ノマドカフェ」(http://nomado-cafe.seesaa.net/)さんの看板に OPEN の表示が。ああ、春がきたんだなぁとしみじみ。

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Aコープに寄った後、「パン・ド・シュクル」(https://www.yakushimapain.co.jp/shopOpen12/shopPain_de_sucre.html)さんへ小さなフランスパン“フィセル”を引き取りに。イートハーブではカレーやポテトサラダやタンドリーチキンなどを挟みオーブンで焼いた“フィセルホットサンド”として召し上がっていただけます。

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陽が傾き始めた頃からコテージのデッキや炭焼きバーベキュー用の六角テーブルの塗装作業。六角堂にご滞在のお客様のお迎え準備も慌ただしくなり、いよいよ島の観光シーズン幕開けです。

人口13,000人ほどの島で暮らす移住者は3,000人以上とも。その中には農園やお宿、カフェやパン屋や工房や、ガイドや何やらいろんな仕事を開業されて元気に過ごしていらっしゃる方も多数いらっしゃいます。

ぼんやり霞む山と海を眺めつつ春のうららに浸って過ごす島の春、光と水のパワーあふれる島の初夏、ちょっとした移住体験はいかがでしょうか?

屋久島六角堂公式HP http://www.yakushima-h.com/

敬具