屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

島に居て島を離れるカフェタイム

拝啓

島の正月も明後日7日の「鬼火焚き」で一区切り。それに合わせてということもないのでしょうが、屋久島麦生の二つのお店が間もなく冬季休業入りと知り、寂しい限り。ひと時の贅沢を味わいに足を運びました。

3日に伺ったのは「屋久島ジェラート そらうみ」さん。頂いたのは新発売の「実山椒ミルク」+「屋久島抹茶」の組み合わせ。


柔らかな小春日和の夕暮れ時、ひりりの山椒とさらりの緑茶が良くあってよいひと時を頂きました。1月は9、10、11日に営業して次の営業は2月7日とのことです。

そして5日に伺ったのは「屋久島ヴィータ」さん。いつものように2時からのティータイムにお邪魔してお気に入りのハーブティーをいただきました。

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今日はおまけのクッキーも付いたお茶とおしゃべりで、ゆっくり過ごさせていただきました。ヴィータさんの1月の営業は6日限りだそうです。

六角堂から歩いて数分もかからないお店に足を運ぶ。そのお店独特の時間と空間と人間が産み出す空気に身を置き、ちょっとした「非日常」を過ごす。体や頭や心の中にいつもと違った流れが生まれてリフレッシュする。それがカフェの効用。

「くって・だして・ねる」の繰り返しが生きものの本質、「働いて・儲けて・使う」の実利実益が人の暮らしの根幹かもしれません。

だからこそ余計に、風にそよぐ枝葉、軒から落ちる雨垂れの光や音を楽しむようなお茶の時間を大切にしたい。それでふっと、カレーもいいかなと思ってAカップキーマを注文してくださる。そんな六角堂イートハーブでありたいと再認識した午後でした。

敬具