屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

巡る水巡る命の冬の宴

拝啓

今朝も朝から12月とは思えない生温かな雨。朝から晩まで20℃前後の気温が続く屋久島麦生。一時赤茶けていた雑草、この数日で生気を取り戻して緑に芽吹き始めています。

さてそんな週末、安房集落で午前9時過ぎから始まったライブでは、チャーミングなメイドカフェの歌と踊りを楽しみました。

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参観させていただいた安房保育園(http://www8.plala.or.jp/anbo-hoikuen/index.html)の生活発表会の一場面。せんせい、みなさん、ごくろうさん。

2015年12月4日、厚生労働省は保育士不足改善のため、「保育士資格のない人でも、条件を満たせば子供の世話をできるようにする」という保育省令改悪を発表。現役保育士約40万人、資格を持ちながら保育士をしていない潜在保育士70万人。あわせて約110万人の「保育士」がいるのにです。

保育士の低賃金&過重労働を解消しない限り、まともな保育環境を整えることができないと多くの人が指摘しているのに、福祉に金をかけずに済まそうとする政府の机上の空論がここでもまかり通っていくようです。

※参照 保育士さんの1日 「私たちは保育のプロです。そして私たちも人間なんです」  https://gunosy.com/articles/RLPl1

小さな子供たちの命の輝きに励まされながらも、その未来への不安を感じつつ、昼からは原集落nomado ⅽafé (http://nomado-cafe.seesaa.net/)さんでの樽木栄一郎ライブ

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聞いたことのない音楽を聴き、食べたことのない弁当の味を楽しむひと時を体感しに行って参りました。会場には小学生のお子様も何名かいらして、先日のpon-ponさんの夜のライブとはまた違った雰囲気。

で、まずは食の味わいノマド特製lunch & dinner box。毎度ながらセンスと品の良いノマド式サービス。

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開けてみればご覧の通り。

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彩りと味と触感が優しげなハーモニーを奏でておりました。そして音の味わい。

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二度目となる屋久島ライブ。島特有の湿気でギターの弦が切れないよう、1弦にはサバ釣り用、2弦にはマグロ用、3弦にはカジキマグロ用の釣糸を使用してのスペシャル仕様のギターで熱唱。のびやかな歌声が冬の午後に心地よく響きました。

「みず色の雨」と「群青賛歌」という歌が気にいって、CD『イロドリ』を購入。

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こうした私の冬の日々、「しょっちゅう丼だのカレーだのと外食し、ライブに行ってはCD買って、お財布に余裕のあるいい御身分で」と思われている向きもあるようですが、いえいえとんでもございません。シーズンオフでコテージのお客様は少なく、採算度外視のカフェ営業では、その日の晩御飯代を稼ぐのがやっとの日も。

それでもせっせと外食したりイベントに足を向けるのは、折れそうになる自分の心を何とか支える元気を頂くため。そして頑張る地元のお店やイベントに僅かずつでもお金を落とし、その紹介をすることが、島に移住してきた自分の役割=ミッションの一つだと心得ておるからです。稼いだ「外貨(観光収入)」で「輸入品(amazonや楽天)」を買ったり「海外旅行(鹿児島市内での買い物)」に使ったりしてしまうばかりでは、島全体の経済は潤いません。

「金は天下の回り物」。水の循環を日々体感している屋久島暮らしだからこそ、必要以上にお金は貯めず、島のみんなが潤うように使いたいものです。

と言う訳で、明日13日から三日間(日・月・火)の六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブにも足をお運びください。ただしメニューはシンルカフェメニューシンルカフェでもありまして、普段以上のもたもたはご容赦ください。

お馴染みのプレートカレーやAカップカレー、焼き菓子などはございませんが、冬の午後のひと時、焼きチーズカレーやスパイシーホットサンド、コーヒーやマサラチャイでゆるりとおくつろぎいただければ幸いです。

敬具