屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

ダブルよりツインにしてねと彼女言い

拝啓
 
朝から雨が断続的に降り、すっきりしない屋久島麦生です。ただ梅雨時のような蒸し暑さはなく、夜になって辺り一面響き渡る虫の音は秋の到来を感じさせてくれます。
 
そんな八月最終31日の日曜日、第14回通常営業日の六角堂スパイシー・ブックカフェ・イートハーブのメニューは「甘辛キーマ ツインカップの登場」です。
 
作り手の性格上、同じキーマカレーでも食べるごとに味が違うといわれるキーマカレーですが、もっとか辛くしてもいいのではというお声を度々頂いております。「スパイシー=辛い」の日本人の常識を少しばかり崩したいという野望と、島の人の甘口志向にも対応しようとした結果が「ちょっと甘口キーマカレー」でした。
 
辛くするというだけなら、トウガラシやコショウをたくさん入れれば済みますし、お好みの辛さでというならチリソースをテーブルに備えることもできます。ただ辛くても旨味やこくや深さを損なわれないように辛さを強めるのは結構難しいものです。それでも辛口の方のご期待にお応えすべく、辛カレーベースを別に作ってレギュラーカレーベース(=ちょっと甘口)とブレンドすることで辛みの強いキーマカレーに仕上げる準備を進めております。
 
また、甘辛の違いを分かっていただけるよう、これまでのAカップとDカップに加え、T(ツイン)カップカレーを登場させる予定です。Dカップは一種類のカレーの大盛り(Aカップのご飯2倍)でしたが、Tカップは二種類のカレーを楽しめるようAカップを二つ並べて二種類のカレーをたっぷり楽しんでいただけるように企画しました。
 
下はその試作品の画像です。
 
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試作品は白米なので、白い皿の上では美味しそうには見えませんが、完成品はいつもの黄色いターメリックライスになります。甘口と辛口が一目でわかるようにカレーのトッピングにも工夫をしました。
 
都合上、今回は「二種類のカレープレート」はお休みにさせて頂き、A・D・Tカップカレーのみ合計24食限定のご提供となり、営業時間は15時までとさせていただきますので、よろしくご了承ください。
 
31日は宮之浦のお祭りの花火大会。お出かけ前に辛口キーマを召し上がって気分を高めていただければ幸いです。
 
敬具