拝啓
台風一過の晴天が続くと期待したのもつかの間、毎度おなじみの雨の屋久島に戻りました。そんな時は、体にも心にもカツが入りそうなカレーを食べに行きたくなります。そこで今回はカレーを看板にされている三つのお店の紹介です。
店内はがらんとして誰もおらず、「すみません」と声を掛けると、独特な雰囲気のあるオッチャン(たー坊さん)がカウンターの奥から出てこられました。
ただ聞けば「地元の人はほとんど食べに来ないよ。観光客か移住者ばかり」と言われて、やはりそうしたものかと納得してしまいました。
その「うふふ」(まっぷるhttp://www.mapple.net/spots/G04601160503.htm)が事実上休業(閉店)してしまってから日が経ちますが、その間に屋久島カレー事情は変わってきました。
2008年には、空港近くの小瀬田に「屋久島カレー茶房 ハイビスカス」(http://www9.ocn.ne.jp/~haibi/)さんが開店。
カレーの味だの具の中身だのとは別に、それぞれのお店がそれぞれのコンセプトでカレーを作っている様子を知ることは、大きな楽しみでもあります。
今回ご紹介するのは、その三つのお店それぞれの『野菜カレー』。
次の写真のどれがどのお店のカレーかわかる方は、かなりの「屋久島カレー通」です。
【A】カラオケボックスを背にしてカウンターで食べるカレーはまた一味違います。
カボチャのスライスが屋久島の海や山を表現しているのでしょうか。
【B】駐車場が広く明るい店内は観光客の方も入りやすく、マスターの爽やかな笑顔に安らぎます。
【C】以前「居酒屋 風来り(ぶらり)」だった店内は、その面影も残しながら、カウンターの背後にドンと飾ってあるシタールがマスターの趣味を感じさせます。
ヒントは今回も時計回り。
いつの日かAコープのレジで、地元のおばあちゃん達が「今日はどの店のカレーを食べに行くの?」と交わす声を聞くことができる「カレーの島」になれば、どんなに楽しいことでしょう。
敬具
追伸
答えAグロース Bハイビスカス CAmara