拝啓
島の南部を巡る無人市ロードマップも残り5地区。
原から車を西に進めると気づかぬ内に尾之間。
防風林に囲まれた道がパッと開けると、バイパスと旧道の分かれ目。
JRホテルやペイタさんに向かう左側の旧道に入ると、
地図番号①
バス停 中野のすぐそばに無人市。
目立ちませんが、ちゃんと野菜が並べられております。
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中野バス停からバイパスに戻って、
パン・ド・シュクルさんや山のおやつさんから尾之間の信号までの間に無人市が二つ。
地図番号②
家と同じほどの高さの石垣が側面に立つ家の前。
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地図番号③
野菜がある時は幟たなびく無人市。
こちらの無人市は被害が多発したため、ご高齢の農家さんが店番をしている有人市になっていることも。
「正直は一生の宝」。どこかの島の町長や総理大臣に聞かせてあげたい言葉です。
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以前、「喫茶トーン」さん、しばらく前は「すし将」さんだったお店の山手の鳥居は保食(うけもち)神社。
食べ物与えて下さる保食神(ウケモチの神=女神様)を祀る神社なので無人市巡りやカフェ巡りの際にはぜひお参りを。
神名のウケは豊受大神の「ウケ」、宇迦之御魂神の「ウカ」と同源で、食物の意味。
豊受も宇迦之御魂もまた女神様。
宇迦之御霊は伏見稲荷大社の主祭神。「宇迦」は「ウケ」(食物)の古形で稲霊を表し、「御」は「神秘・神聖」、「魂」は「霊」、稲に宿る神秘な霊」と言う意味のお名前。
木造宇迦乃御魂命坐像(滋賀県守山市・小津神社所蔵、重要文化財)
六角堂にも神話に関する本は多数ございますのでカフェでどうぞ。
閑話休題。
その神社の脇を抜けて坂をググっと上ると……
地図番号④
ポンタン館にも野菜や卵を卸していらっしゃる松田さんの無人市。
安全安心良心価格で人気の市です。
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坂を再び下り、尾之間温泉方面へ。
地図番号⑤
ガソリンスタンドの西、バス停尾之間温泉入口の向いに無人市。
この先すぐの岩崎ホテル入口の小島寄りにひまわり畑。
年末、あるいは新年まで楽しめます。
無人市は昼を過ぎると品切れになることも多々。
午前中の市巡りがお薦め。
お昼になってちょっとご飯をと言うのであれば、
創業間もなく38年、尾之間バス停前の味徳さん。
11:30~12:30ならサービス丼ランチも。
島で一番上品で物腰柔らかな美人女将さん(個人的感想)は、ウケモチの女神さんの化身かも。
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夜にはイルミネーションも灯る尾之間を後にして、
次回は、船行から平野までのご案内です。
他の集落の案内はこちらからどうぞ
敬具
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