屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

雨水の夜スーパームーンに手を合わせ

拝啓

今日2月19日は二十四節気の雨水。
雪は雨となり、氷も溶けて水となる時季。
雨水がぬるみ草木の芽も萌え出し、農耕の準備を始める目安となる日。

屋久島は午前中、嵐のような風雨に見舞われましたが、吹く風は生温かさえ感じました。
そんな午後の7時過ぎ、見かけの大きさが今年一番大きくなるスーパームーンが東の空からモングリと雲を透かして浮かんできました。
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何やら闇の胎内に宿った受精卵のよう。

見る間に雲が切れ始め
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くっきり浮かんだお月様。
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いよいよ島にも春の訪れ。
「今年もたくさんのお客様が島にいらしてくださいますように」と思わず手を合わせて拝んでしまいました。

敬具