屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

苺の月はゆるゆる照らし

拝啓

2017年6月9日午後8時12分の十五夜。

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9日の満月は今年1年で、地球から最も離れ、一番小さく見える「ストロベリームーン」。米国でいちごの収穫時期に見えることからつけられた呼び名だそうですが、朝日新聞のWeb Newsによれば他の時期より赤く輝くのは気のせいだとか。

  仙台市天文台は「この時期は月の高度が冬より低いため、赤く見えるように思うかもしれないが、この日の月が特別に赤いわけではない」と断言。「そもそも、太陽も朝日や夕日が赤く見えるのと同じ原理で、月も昇り始めと沈む時は赤く見える。『ストロベリームーン』自体が天文用語でもなく、地球から1年で最も離れているからといって、より赤く見えるわけではない」と説明する。国立天文台も「赤さは大気の状態による。今日の月が普段より赤く輝くわけではない」と話した。
 ただ、記者と同じ場所で写真を撮っていた仙台市青葉区の女性(31)は「雲の間から月が現れた瞬間、ピンクに光って見えてきれいだった」と感動していた。(福留庸友)

六角堂の沖に浮かぶ満月は海を照らし

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紫陽花を照らし

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いつも以上にゆるゆるとろとろ

ちなみに6月8日午後7時47分の十四夜は

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往く船も微かに浮かぶ、しみじみとした藍色の世界でした。

敬具