屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

梅雨空に咲け万国の代表花

拝啓
 
ブラジルではサッカーのワールドカップも始まりましたが、久しぶりの雨がそぼ降る六角堂です。庭の木々や花々は、雨の滴をたたえて生気に満ちています。コテージの背景となる山は雲がたなびき、標高47mの六角堂が信州の高原にあるかのようです。
 
イメージ 1
 
そんな沸き立つ雲の下、鮮やかさを競い合うハイビスカスとムクゲが庭を彩ってくれています。
 
ハイビスカスはアオイ科のフヨウの仲間で日本名は仏桑華(ぶっそうげ)。スーダンとマレーシアの国花でハワイ州の州花です。ムクゲもアオイ科で韓国の国家。また紫陽花は神戸市の花に制定されている他、日本各地の町花とされています。
 
様々な国や地域を代表する花々がひとところに片寄せあって雨に打たれている景色は、いかにも屋久島らしい風情です。
 
イメージ 2
 
梅雨の花見に、六角堂に足を運んでいただければ幸いです。
 
敬具