拝啓
氷雨そぼ降る師走の週末7日土曜、小瀬田の新庁舎で催された「第1回やくしまオーガニックマーケット」に。
11時過ぎに伺うと庁舎前の駐車場はほぼ満車。会場に入ると随分な賑わい。
中庭周辺も含めて農産物や食品以外にも工芸品やらなんやら、ズラリとお店が。
見学そこそこ、まずは腹ごしらえと「そらうみ号」の「野草の混ぜご飯 温泉卵乗せ」。
地味ながら滋味豊かなご飯を頂きながらも、北風ビュ~ビュ~吹き抜け体はどんどん冷え込み足はガタガタ。お腹の底から温まろうと「野菜と豆のオーガニックカレー」を表札のない謎のお店で注文。なんと、使用済みのお皿とスプーンを用意された端布で拭って返すと¥200引き。
オーガニックのイメージピッタリのお味で小蕪の緑がよいアクセント。ただ、あったまるにはチリパワー不足で、背中を丸めて室内に。
ちょうど南九州市頴娃(えい)町のNPOによる「観光振興策」のプレゼンテーション中。
屋久島の春牧でも、それを活かした空き家再生プロジェクト「漁師の暮らしの体験館・ふくの木」が始まるとか。他地域の取り組みに、謙虚に学ぶ姿勢を忘れないでいたいもの。
さすが屋久島のオーガニックはエネルギッシュでした。久しぶりの人いきれに身も心もついて行かれず、各店の様子をゆるゆる眺めるいとまもなく、30分ほどの滞在で会場を後にしてしまったのが少々残念。
フェイスブックのやくしまオーガニックマーケットで紹介されている各参加店・個人の方々と、静かな場所でじっくりお話を聴く機会を得たいものだとしみじみ。
敬具