屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

土を出で道に居並ぶ野菜かな

拝啓

1月29日の屋久島麦生は昨夜からの春雨がシトシト。海も山も煙っています。

今日は木曜日、平内の鬼塚農園(http://onitsuka-nouen.com/)さんの営業日なのでトロトロ車を走らせていきました。県道脇の小さなお店ですが、新鮮な野菜を求めて地元の方や観光客の方の来店ひっきりなし。

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美味しそうなラディッシュと島特産の山芋を買いました。

こうしたお店の他、島の南部には地元の農家さんが県道脇の無人市(たいていは一束、一盛100円)で季節折々の野菜や果物を並べています。平内の鬼塚農園から麦生の六角堂までいくつ無人市があるか数えてみると21軒。ただ、雨降りのせいか、無人どころか無商品の店も多数ありました。

今朝、野菜やミカンを置いていた9軒の無人市と、地元野菜を扱っているお店を紹介します。

平内(ひらうち)地区※鬼塚農園よりも東側

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小島(こしま)地区

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尾之間(おのあいだ)地区

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原(はるお)地区
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「やまんこ売店」にも新鮮な野菜が並んでいます

麦生(むぎ生)地区 ※六角堂よりも西側

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麦生のお土産物屋「ポンタンカン」にも採れたての野菜があります


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地元のおばちゃん達の店「むいごっこ」にも野菜が並べられて

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残念なことに金を払わない人もいるんでしょうね

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六角堂に連れてきた野菜たちです。

ホウレンソウはカレー用のピューレに、ニンジンはスープ用のジュースに、ラディッシュはピクルスにして、スパイシーブックカフェ・イートハーブでお楽しみいただけるよう加工します。山芋はそのまま京都へのお土産に。

屋久島の夏場は高温多湿や台風の塩害、雑草や虫にやられて葉物野菜にとっては厳しい環境。12月から3月までが島に葉物や根菜やイモ類があふれる時。一番野菜の美味しい時期に、島を訪れる方が少ないのはとても残念なことです。

屋久島への移住を検討されている方は是非、野菜溢れる冬の島をゆったりご体験ください。

敬具