屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

クチナシの香り誘う梅雨の入り

拝啓
 
カレンダーが変わって屋久島も梅雨入りとなり、庭の植物もますます元気になっております。
 
イメージ 1六角堂のシンボルフラワー紫陽花も満開間際。
 
土の酸性度の関係か、ほとんどの紫陽花が青みを帯びてきますが、まだアイボリーホワイトの清楚な色合いです。
 
京都の家の5種類ほどの紫陽花を差し芽して増やし、五年前から屋久島まで運んで植え付けた西洋アジサイとガクアジサイがしっかり根付きました。
 
イメージ 2墨田の花火は濃く色づいてきました。
 
京都の和知で買った山アジサイはとっくに花を終わらせ、島の木々の合間に紛れています。
 
今年の春に運んだオタフクアジサイが来年花をつけてくれることを楽しみにしております。
 
 
 
 
イメージ 3
梅雨入りと同時に満開になったのが八重のクチナシ。
 
ゴージャスな花の広がりと甘い香りが色気満点です。
 
そんな花々と同時に力強く地面から湧き上ってきているものがあります。
 
 
 
イメージ 4バナナの新芽です。
 
4月始めに植え込んだ株からぐいぐい新芽を吹き出し始めました。
 
7月の終わりは大きな葉を広げ、うまくいけば島バナナを実らせてくれるかもしれません。
 
梅雨の蒸し暑さと流し虫と呼ばれる羽アリの襲来にへこたれることなく、溢れ出す命の輝きを日々楽しんでまいりたいと存じます。
 
敬具