拝啓
ひと月前にはまだ青々としていた六角堂のレモン。
11月に入って朝晩の冷え込みが功を奏してか、グッと色づき始めました。
ジュースにするほどたくさんの実はまだ実らせていないので、カフェでお出しするレモネードの添え物などに使っています。
摘んだレモンをデッキの六角テーブルに置くと通勤(だったのがもうすっかり居ついてしまった)招き猫のニャーが興味津々。
写真を撮っている時は気付かなかったのですが、パソコンで画像を確認するとニャーの眼がレモンになっていました。
そんなささやかな“発見”にしみじみする秋の夜長。
六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブにご来店の際は、ニャーの瞳を覗いてみて下さい。
そこにどんな秋が写っていることか。
敬具
追伸
梶井基次郎の「檸檬」、Webの青空文庫で読めます。