拝啓
屋久島では2月末から、様々な品種の桜が次から次へと咲き変わり、観光のお客様の目も楽しませておりましたが、宮之浦川沿いの桜も散り初め季節は初夏へと移ろって。
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川面には水鳥スイスイ
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そんな島の北部では今年に入って二軒のお店が店仕舞いし貸店舗の看板が。
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都会に限らず新規飲食店が1年・3年・5年の壁を乗り越えるのは難しいようです。
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そんな屋久島の春、島の最北部一湊に新しいカフェがオープンしたと聞きいそいそうかがうことに。場所は一湊川の橋のたもとを海に向かって約100m。今回は初めてで車の留め場所が分からなかったので消防団の建物の裏に留めて徒歩1分。
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お店の名前は「キヨコンネガイ」……キヨコ姉さんの家という意味らしい。
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店内中央には屋久島の雰囲気たっぷりなテーブルが。
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メニューを見ればパスタが中心のよう。セットメニューは島民割引ありとのこと
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お薦めは何かと問えば、サバ節のオイルパスタとサバ節のクリームパスタということなので、それを頂くことに。大盛も同じ値段ということなので、それでお願い。
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パスタが茹で上がるまでのひと時、店内をふらつけば書家のオーナーさんが書かれた作品や、一湊にまつわるプレートなどがそこここに。
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さて、まずはセットのサバ節入りのサラダとスープ。
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そしてサバ節のオイルパスタ。サバ節の旨味がパスタに絡んで香ばしさたっぷり
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サバ節のクリームパスタはサバ節の風味が生きるようソースはあっさり
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諸事情によりGWやお盆前後はお店を開けられないそうですが、基本㊍・㊎定休で元気に営業される様子。
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一湊生まれの一湊育ち、全国を書家として放浪の末Uターンされたオーナさんのお話を伺うのも楽しいお店。末永く繁盛いたしますように。
敬具