屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

梅雨間近 サルもなまめく蒲桃かな

イメージ 1拝啓
 
屋久島もそろそろ梅雨入りなのか、昨日からしとしと雨が降り続き、ホトーの花も咲き始めています。
 
六角堂の西側の川は「ホトー川」と呼ばれており、真向かいにあるバス停も「ホトー川」となっております。
 
ホトーとはフトモモ科の常緑高木フトモモ(蒲桃)のことで、学名はSyzygium jambos。東南アジア原産の果樹で、フトモモの名は中国名の蒲桃(ほとう; プータオ pútáo)が由来とのこと。
 
サルの好物で、島では「サルナシ」などとも呼ばれ、昔は子供達がおやつ代わりにもいで食べたそうです。
 
木の名前が何となく艶かしく、六角堂に似合っているかもしれません。
 
敬具