屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島detail図鑑 食の部 鍋焼きうどんどん 北の編 よりみち&潮騒&楓庵

拝啓

屋久島の麺文化の中心はラーメン。

その有様はこのブログの『屋久島ラーメン事情』でご案内して参りました。

屋久島ラーメンの細道 - 屋久島六角堂便り~手紙

一方、2026年2月時点で蕎麦屋は宮之浦の『楓庵』さん、安房の『きらんくや』さん、そして栗生の『松竹』さんの3軒。

メニューにうどんのあるお店は何軒もありますが「うどん屋」と称しているのは知る限り2軒だけ。

一軒は2025年に島の西北永田に開業された『よりみち』さん。

そしてもう一軒は安房で夜9時以降にしか開かない創業70年ほどになる『銀月』さん。

島の住民でも中々口にできない二店の一押しメニューは「鍋焼きうどん」

うどんについてはブログの書棚『屋久島うどんどん』でご案内して参りましたが

屋久島うどんドン - 屋久島六角堂便り~手紙

今回は『よりみち』さんのオープンをきっかけに『屋久島detail図鑑』食の部に組み込むべく島内の「鍋焼きうどん」を味わい尽くそうと。

2025年10月から26年2月まで4カ月掛かりの徘徊の成果。

ご案内は北から順に時計回りで。

【永田】

『よりみち』

2025年に永田で開店された『よりみち』さん。

島の北部の飲食店が壊滅状態とあって外国人観光客も次々訪れる繁盛店に。

一番人気?が「鍋焼きうどん」。

追加でご飯を頼むと残りの出汁を使って仕立て下さる「雑炊」をお勧めいたしますが、トビウオを使った「餃子」は次もまたと思える上出来。

聞けばご主人は神戸出身で50歳まで大阪と京都で2種類の『王将』にお務めだったそうな。

屋久島に移住して宮之浦の橋の袂『よりみち』を経て竹炭黒ラーメンの『王龍(わんろん)』の店主に。

6kakudo-tegami.hatenablog.com

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2016年には店を閉じられ、永田に移転して『龍宮城』を開店。

6kakudo-tegami.hatenablog.com

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龍宮城を閉じられた後、2025年から現在の永田集落内に移ってうどん屋『よりみち』を再建。

経過をAIさんにまとめて頂くと……

お孫さんは大阪の住之江「洞窟カレー」のお店をされているとか。

"洞窟と隠れ家にこだわり過ぎて、隠れ過ぎた暇な店One Curry BAR M's"

https://www.instagram.com/one_curry_bar_ms?igsh=NHZudHQ3bzF4MTB2

屋久島移住者らしい華麗な?変転の飲食業人生。

これからもどうぞお元気で末永く繁盛なさいますように。

 

【宮之浦】

宮之浦の鍋焼きうどんは、どのガイドブックにも登場する有名店の一品。

『潮騒』

エビフライや刺身定食ばかりに目が行きますが、実はうどんメニューも充実しているのが宮之浦『潮騒』さん。

鍋焼きうどんは冬季限定

『潮騒』さんらしく立派なえび天。

うどんは腰のある太麺。

感心するほど肉厚の椎茸の食感と旨味に満足。

豊かな風味の出汁にご馳走様でした。

『楓庵』

「蕎麦屋」として島に名が通った『楓庵』さんですが「屋久島ラーメン」や丼、定食も人気。

先ごろ『島の神さん詣』でもご紹介しましたがミニチュアや版画も趣味にするなかなかにユニークな大将。

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その「鍋焼きうどん」がこちら。

鍋から溢れんばかりのうどんや具材。

フーフーしながら頂く鍋焼きの醍醐味を味合わせて頂きました。

お身内の事情で休みがちとのこと、どうぞお大事に末永く繁盛なさいますように。

 

次回は島の南部、『かもがわ』『いろは』『八重岳食堂』『銀月』『味徳』さんの鍋焼きうどんをご案内予定です。

敬具