拝啓
六角堂のある麦生は午前中晴れておりましたが

所用で屋久島の北部へ向かうと海は白波風はビュービュー。
通りかかった宮之浦の『Prana cafe gecko』(生命エネルギー充填くつろぎ空間ヤモリ?)さんの前を通ると……ありゃまぁなんと外壁変容。

中はどんな具合かと久し振りに入店すれば、しばらくシンガポールに行っておられて今日が新春初商い。
まだちゃんと準備ができていないとのことでしたが、日頃は予約制の「屋久島ラクサ」なるエスニック料理は用意できるとのこと。
https://www.instagram.com/prana_cafe_gecko
先日からの魚繋がりにもなり喜んで頂くことに。

人によっては辛いと言われるとのことですが、ココナッツミルクの甘みが勝って後掛け用の韓国唐辛子をたんまり振ってもまだまだなので、ホールチリの輪切りを追加してちょうどのピリ感。
麺は小麦or玄米の内の麦を選択。
亀の手などの魚介スープの風味を堪能しちゃんとメニュー通り飲み干させて頂きました。
で、こちらには立派な神棚が入口正面に。

屋久島お決まりのお札の左に見慣れぬ『天日津久神社』?

由緒正しい『麻賀多神社』の社内社ですが、スピリチュアル系の方々に強く支持されているのだとか。

一昨年の台風で傷んだ建屋の修繕やら調理やらでテニス肘になってお辛い様子。
どうぞお身体労りつつ末永く繁盛なさいますように。
島の他の店では味わえぬトビウオ料理に偶然巡り会えたのも何かの縁。
そこでさらに北上し、志戸子のkiinaさんまで足を伸ばすことに。

くるりと店内見回すものの神さんはいらっしゃらないようにも。
取り立ててトビウオのすり身やつけ揚げが好物と言うわけではないのでいつもは別のメニューを選択するのですが、今日は特別にトビウオ繋がりでキーナサンドを頂くことに。

kiina自家製トビウオ擂身は魚臭さが無く、淡い蓬色なのがよい感性。

で、食後の珈琲を頂きつつ「kiinaには神さん居はらへんの?」と伺えば、「居ないよ」とのお答え。
「ヱビスさんくらいおってもええのに」と返せば、「ヱビスさんも神さんなん?それなら奥にいるよ」とのお答え。

益救神社の恵比寿&大黒熊手に加えて節分の鬼とお多福さんまで待機中。
大阪今宮戎さんの「十日えびす(えべっさん)」では「商売繁盛じゃ笹持ってこ∼い」の掛け声もにぎやか。元々祭神の事代主命(ことしろぬしのみこと=えびすがみ)は漁労民の信仰対象だったのが商売繁盛の守神に。
ちなみに恵比寿さんの相棒の大黒天さんの元を辿ればインドの破壊神シヴァの異名であるマハーカーラ(Mahākāla、偉大なる黒き者/時)。
青黒い肌、6本の腕、忿怒の表情で剣や頭蓋骨杯を持ち、仏敵を退ける護法善神としての恐ろしいお姿。

それが日本にやって来て大国主命と結びつき、頭巾をかぶって大きな袋と打ち出の小槌を持ちながら米俵に乗った五穀豊穣、商売繁盛、蓄財成就の御利益を授ける福の神に。
おまけに「男性の生産性」の向上をも。

そこから益救神社の福=金を掻き集める熊手の恵比寿大黒セットには性的豊穣の意味合いも。

寒風吹き荒ぶ志戸子にも関わらず途切れることなくお客様がご来店のkiinaさん。
https://www.instagram.com/kiina.yakushima
ことしも商売繁盛間違いなしかと。
敬具