屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

希望と言う名のあなたをたずねて

拝啓

2025年12月8日18時前、フェリー屋久島2は鹿児島本港に接岸。

上陸後、急ぎTOHOシネマズ与次郎に向かい『ナイトフラワー』を鑑賞。

ラスト3分が納得出来ず、う∼∼∼んと唸りながら九州道に乗り熊本の手前で下りて国道3号線を北上。

12月9日深夜2時過ぎに熊本県の長洲港に到着し3時間ほど仮眠。

朝6時始発のフェリー『有明きぼう』に乗船。

姉妹船の名は『有明みらい』。

売店で地域御船印カードと乗船記念カードを購入。

折田汽船もこうした地道な営業活動をすべきかと。

熊本の山並みを背景にした有明海有明を愛でつつしばしの航海。

やがて浮かび立つ島原半島雲仙普賢岳

長崎県多比良港に到着。

下船後、天草太郎ゆかりの地を巡るため半島を南下。

島原鉄道大三東(おおみさき)駅で日の出を拝み、

雲仙普賢岳の山容をつぶさに眺め

コンビニでなんぞと入ったその時……

全現金入りの財布(カードは別の財布)がない!!!!!

警察?否、最後に使ったのは船中の売店だとフェリー会社に電話をすれば……「財布を一つ預かってます」とのお答え。

 

生来のそそっかしさに加えて老化のボケ進行を自覚し、こんなこともあろうかと

財布に本人確認カードを忍ばせていたのが『備えあれば憂い少なし』。

ただ受け取るまではどうなることかと、頭の中で流れていたのは岸洋子1969年のヒット曲『希望と言う名のあなたをたずねて 遠い国へと また汽車にのる』。

歌える人は昭和人。
https://youtu.be/QV_9-zyPePk?si=n3wXyIlTzf3snLOF

1時間以上掛けて多比良港にとって返して無事手元に。

フェリーのスタッフさんに深く感謝しつつ、お礼をしそこねて(¯―¯٥)

 

その後、島原城に向かったもののの

天守には上がらず彫刻を眺め、

島原の味覚を楽しみ

走りに走って天草太郎ゆかりの原城跡と

有馬キリシタン記念館を

レンタル電動自転車で周ること1時間半。

またしても走りに走って半島最南端、

口之津歴史民俗資料館を参観。

その資料館の老ガイドさんのアドバイスにより、

熊本へは高速フェリーオーシャンアローで渡ることにし、

急ぎ島原港へ向かえば出港3分前でギリギリ乗船。

熊本まで30分時速30ノット(56km)の優れもの。

デッキではアジア系インバウンドの団体さんがカモメに向かってポテトスナックを投げるので、

あたかもヒッチコックの世界に。

すれ違うのはゆっくりタイプの別会社フェリー。

財布紛失事件のため3時間ばかりのロスタイムにより島原の♨️温泉に入れなかったのが心残り。

その傷心を慰めるべく売店ジェラートを。

それを食べ終わる間もなく熊本港に到着。

熊本市内のオートバックスで懸案のオイル交換をした後、翌朝7時のフェリー乗船のため大分県の佐賀関港に向けて国道57号線を東に。

その途中で休憩した道の駅阿蘇のすぐ脇にあった♨️温泉『夢の湯』の泉質も趣きも極上で大当り!

湯上がりに思わず二本!

ゆっくり体を癒して閉店22時に出発。

日付が変わり掛けた10日0時前に大分のJoyfullで夜食。

どの国道山中の県道にも立ち並ぶイレブン-ファミマ-ローソンと共にJoyfull-GUSTOは徘徊族の強い味方。

ただ最近、どこの田舎を走っていても目に付くのは葬祭斎場。

コンビニもファミレスもない屋久島にもこれは増え続けているのはご時世かと。

 

深夜2時過ぎに佐賀関の高台にある道の駅佐賀関に到着。

眼下の闇を眺めつつ、夜が明けたら先日の大火の跡が広がっているのではないかとザワザワしつつ仮眠の準備。

8日の昼に島を出てからまだ2日も経っていないとは思えぬ540kmの徘徊。

明日はどこまでさまようことになるのやら。

敬具