屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

サイレンに耳傾ける夏のユリ

拝啓

2025年8月6日午前8時15分。

屋久島の防災無線から鎮魂のサイレン。

「戦争は嫌だ」と多くの庶民は思いつつ、戦争を起こさない手立て、戦争を止める手立ては剣の力に頼りがち。

それでもなおペンの力を信じて止まない人々の連なりがある。

平和を探る考えを深めるきっかけを他の下さったのは車中のラジオから流れてきた一編の小説の朗読。

朽木祥作『八月の光』に収められた『雛の顔』。

心惹かれてAmazonで購入。

この一作が、六月の四国、関西、北海道、東北、山陰を巡る7,200kmの徘徊の核の一つになりました。

 

人が人形に込める思い、ヒトガタを生み出す願いや祈り、あるいは畏れに眼を向け耳を傾ける事で、何かしらの力、解けぬ問いと向き合う手掛かりを得られるのではないかとも。

それを敗戦記念日までに辿れたら幸いです。

敬具

追伸

8月中旬、ちんたらボチボチカフェオープンするかもしれません。