拝啓
2025年6月7日。
やなせたかし記念館に到着。
事前予約制でしたが、
駐車場に貼られた注意書きのQRコードを読み込んでその場で予約。
スマホ使えない孫連れのジジイだったらどうすんねん!と少しく……
アンパンマンミュージアムではNHKの朝ドラと絡めた『アンパンマン特別展』開催中。
常設展示ではジオラマとアンパンマンの顔の『食品サンプル』に目が行きました。
思えばアンパンマンは神が土をこねて人を作ったように、ジャムおじさんがパン粉をこねて作った人形。
創世記には次のようなくだりがあります。
https://oita-catholic.jp/pages/187?detail=1&b_id=305&r_id=124
神の人形が人間。
やなせの人形がアンパンマンか?
お目当ての『詩とメルヘン絵本館』は少し離れた別館。
入口すぐにはやなせたかしのコスチューム。
そしてズラリと並べられた『詩とメルヘン』の表紙絵が圧巻。
『厄除詩集』は学生時代に取った近代文学の演習講座で、少しばかり熱心に学んだ詩集でした。
https://jmapps.ne.jp/fukuyamabun/det.html?data_id=218
彼の初期の絵画イラスト作品の原画のサインはyan。
これを発見して膨らむ妄想。
イエスのスペルはJesusであるように、「J」は英語では「じゃじゅじょ」の発音ですが「やゆよ」と発音することも。。
yan→yam→jam。
記念館を後にし、通りすがった香美市役所の窓ガラス全面に『あんぱん』のポスターが貼られているのを見て、やなせたかしは町のヒーロー何だと感心しつつ、
屋久島ヤポネシアヱビス湯妄想のために南国市のローカルな温泉を体験。
そこからひたすら走って鳴門海峡大橋を渡り、明石海峡大橋のたもとのSAで車中泊。
翌朝6月8日に向かった先は奈良国立博物館。
お目当ては『超国宝』展。
鹿の群れる歩道を、
♪フンフンフンフン鹿の糞♪と歌った吉永小百合の歌を思い出しつつ進み、
https://www.uta-net.com/song/170318/
奈良国立博物館にたどり着けば……
待ち時間1時間半と言われた長蛇の列。
おまけにここでもチケットは前売りのみ!!
列に並びつつスマホでチケット購入しつつどうもなぁ……
幸い1時間で入場でき、1時間半掛けて人の群れの隙間から展示品鑑賞。
金銅の仏舎利塔や仏舎利容器に心惹かれました。
そして仏像はある意味偶像≒人形なんだと変に納得。
仏は世の人を救うために人の姿に「化身」し、救いを求める人々の前に姿を現すのだとか。
それを人が象ったのが仏像、人に似せて表された仏の姿なのだと。
「化身」と言えば歌舞伎では「化け物」、そしてそれに扮ふんするときの隈取くまどりを指す言葉。
それを再認識させてくれたのが、翌日イオンシネマ久御山で鑑賞したもう一つの『国宝』でした。
旅は続く