屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島版『オムライスの秘密 メロンパンの謎』 島の栗ケーキ kiina・雪苔屋・スマイリー・Song Lines

拝啓

 

今回は昨秋屋久島で頂いたモンブランと同じ時期に頂いた「島の栗ケーキ」を北から順にどんどこご案内。

 

Ⅴ.志戸子の「Kiina」さんの栗のチーズケーキ

ラムとスパイスの香りにときめきました。

 

Ⅵ.永久保の「雪苔屋」さんの栗ケーキ

写真の説明はありません。

マリナ弁天様独特の屋久島のお茶を使ったサックリ感あふれる秋の味わい。

 

Ⅶ.安房「スマイリー」さんの栗ケーキ三品

一つ目は驚くほどクリーミーな渋川栗マフィン。

二つ目は月姫茶が似合う栗のシフォンケーキ。

三つめは期間限定夢子スペシャルの栗ロールケーキ。

 

Ⅷ.平内の「Song Lines」さんの栗ケーキ

お薦めに従って頂いたカフェオレとの相性抜群。

いなほ観音様独特の透ける後光麗しき逸品。

 

今回ご案内したのは昨年の秋から冬にかけての洋菓子。

半年たった今は島の里に実った生き物が愛らしくも美しいスイーツに。

 

こちらは先週頂いたノマドさんのオオバライチゴのチーズケーキ。

こちらは先日頂いたドミンゴさんのビワのケーキ二種。

屋久島の春は1月の寒緋桜に始まって2月、3月と次々違う種類の桜が咲き、

秋の里ではモミジの紅葉もイチョウの黄葉も見られず、

紫陽花と萩の花が同時に咲き、年がら年中ハイビスカスが花を付け、

本土(特に京都)風の季節感に乏しさを感じることもしばしば。

一方、冬のポンカンやタンカン、初夏のビワ、夏のパッションフルーツやマンゴーと果物が季節感を盛り立ててくれ、

それらに交じって、島では採れないイチゴやモモやカキやクリをあしらったスイーツが新たな季節の到来を実感させてくれる貴重な存在。

島の洋菓子和菓子がさらなる進化を遂げてくれることを願って止みません。

 

これにて屋久島版『オムライスの秘密 メロンパンの謎』のクリ編は完結。

次回はいよいよ屋久島版『オムライスの秘密 メロンパンの謎』 企画の最終編、島のオムライスのご案内です。

つづく