拝啓
この三つのメロンパンを見てどの店の者か分かる方は、メロンパン愛に溢れた屋久島人。
前回は島の北の三店のメロンパンをご案内いたしましたが、
今回は島の南のメロンパンをご案内。
Ⅳ.安房『ヒロベーカリー』のメロンパン
ヒロベーカリーのメロンパンと出会うのに必要なのはその時間帯。
12時より早くにはまだ焼けておらず、1時を過ぎるとすでに売り切れのことも。
三度の挑戦の末に頂いたメロンパンがこちら。
しっかりとしたメロン模様にしっかりとまぶされた砂糖。
サックサクのクッキー生地をボロンボロンこぼしながら頂く醍醐味をお楽しみいただければと。
Ⅴ.安房『しいば』のメロンパン
シイバさんのメロンパンは、その日によって表情が少しく違っていることも。
この日のメロンパンはやや色白。
そしてちょっぴりツルリン。
それでもポップ通りの「中はふんわり外はさっくり」。
安心して頂けるメロンパンです。
Ⅵ.尾之間『パンドシュクル』のメロンパン
どんよりとした梅雨空のもと、元気に頑張っていらっしゃるパンドシュクルさん。
その面持ちはパッと見シイバさんのメロンパンと通じるものがありますが、
それがポップにあるような「クッキー生地は後のせサクサク」のせいなのかは不明。
ちなみに「あとのせさくさく」とGooglさんで尋ねれば、
一番にヒットしたのが「ピクシブ百科事典」さんの説明。曰く……
どん兵衛の天ぷらそばの天ぷらを麺と一緒にお湯に入れずに、麺が出来上がった後から入れる行為。
他のカップそばでも同様の事が出来る。
後から入れることによりサクサク感が残り美味しい。
メーカー推奨の作り方ではあるものの、少なからず天ぷらを同時に入れてふやかして食べるのが好きな「同時入れグズグズ派」もいる。
そのメロンパンのアップ。
きめ細やかなザラザラ肌?の「べっぴんさん」。
まだご体験のない方、パンドシュクルさんのメロンパンを掌に載せじっくり眺めて頂ければ幸いです。
と言う訳で、
メロンパンの回はこれにて終了。
やなせたかし作『アンパンマン』に登場するメロンパンナちゃんには誰をもメロメロにするパンチが。
https://www.anpanman.jp/about/friends/lgt5ooz3avh32240.html
一度そのパンチを見舞われてみたいものです。
次回の屋久島版『オムライスの秘密 メロンパンの謎』は島のオムライスのご案内です。
つづく