拝啓
何泊するのか、どこに泊まるのかも決めぬままの10日間のちんたら旅。
戻ってみればこんな巡りに。
記憶から消えてしまわないうちに、このブログに足跡を残しておこうと。
そもそも今回の出屋久島の目当ては……
② 西宮か京都の十日戎で福笹を頂くこと
③ 3年前に死んで一度も参ったことのない妹の墓に参ること
④ 10年以上前から誘われていた従妹の居酒屋で飲むこと
⑤ 京都の「出町座」で映画を見ること
⑦ 都合が合えば長男と次男の子供たちに会うこと
⑧ 屋久島では決して乗れない電車に乗ること
⑨ 関西の観光業界や全国旅行支援制度の実情を探ること
⑩ 見知らぬ何かに出会うこと
数え上げてみればこういうことになるのですが、
つまるところ気分転換。
そんなわけで、ニャーに留守番を頼んでフェリー屋久島2に乗り込みました。
今回は車に乗らないので、初めてフェリーで弁当を食べながらビールを。
売店で買ったつまみを供に前回読み始めた漫画の続きを。
船内のゲームコーナーで一つ思ったのは欲=商売人魂のなさ。
置かれたガチャ玉や景品に、何の鹿児島らしさも屋久島らしさもなかったこと。
旅の楽しみが、こうした細やかなところにも仕組まれていてほしいものです。
そして到着した鹿児島から神戸に飛ぶ飛行機の乗継のために一泊。
早速乗った鹿児島市電の乗り心地。
駅ビルで頂いたホルモン&ステーキ丼。
島民の楽しみの一つが鹿児島に「上がる」ことだとよくわかるひと時。
そして映画を一本。
今回の出屋久島が、ある意味ジブリの旅となることを、後になって気づくことになるのでした。
つづく