屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

2022-2023 年越しシリーズ ① ニャーへの年末賞与

拝啓

つい先日の寒波とは裏腹に、屋久島は誠に穏やかな年末年始となりました。

六角堂では年越しのお客さまもお迎えして、パタパタしておりましたが、

その年越しの様子を少しばかりご案内。

 

2022年12月31日。

晦日の朝は、ご滞在中のお客様に朝食ホットサンドセットをご用意。

昼前には、チェックアウトされるお客様用ランチボックスをご用意。

 

昼を過ぎて買い物ついでに、屋久島空港「エアポート屋久島」で昼食。

年越し気分を味わうために屋久島そば」を頂きました。

トッピングはサバ節とトビウオのつけ揚げ。

出汁はサバ節出汁、あるいはアゴ(トビウオ)出汁なのか、ミックスか???

脇には屋久とろ(屋久島産の山芋のすり身)とトビウオの姿揚げ。

島を飛び立つJACの飛行機を眺めながらの食事は、いつもながらちょっとした旅行者気分。

ただ窓の外の植栽が邪魔で、飛行機が見える席が一つしかないのが残念。

 

腹ごしらえ後の買い物先で仕入れたものの一つが、

今年も接客担当千客万来福招きをしっかり務めてくれた従業員ニャーへの年末賞与。

現物支給の冬用寝具を。

六角堂に戻って、さっそく気に入るかどうかお試し。

喉をゴロゴロと気に入った様子。

 

そこで、従業員宿舎からベッドを引き出し、虫干しした後寝具をセット。

ここで再びお試し……OK

ならばとギュウギュウ宿舎にセット。

 

以前の入り口は通風重視のプラダン製入り口大きめ

今回は、寒気対応の発泡スチロール製入り口小さめに。

 

再々お試し……OKだと思ったのですが、

一度はすんなり入ったものの……

お腹がつかえて出るのに悪戦苦闘。

ずいぶん機嫌が悪そう。

 

そこで入り口を二回りほど大きくカットし直し。

どんなもんじゃ!とニャーを連れてきましたが……

覗いてみたものの入りませんでした。

ま、夜になって寒くなれば自ずと中で丸くなろうかと。

 

暗くなる前に、

結局コテージにご滞在のお客様にしか楽しんで頂けなかったクリスマスツリーの飾り替え。

サンタとトナカイの代わりに赤と緑のお獅子がとまる迎春ツリーに。

 

んなことする内に日は傾いて、いよいよ年越し。

風呂に入って身を清め、

宮之浦のお寺の除夜の鐘撞きと神社で行われる太鼓奉納へと向かうのでありました。

 

つづく

追伸

入り口をさらに広げた結果、

納得したのか、

ニャーはしっかり寝床でくつろいでおります。