屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

ヤクのニクへ ふふっふ~ 第9回 1,000円の満足 栗生 松竹&中間 つわの花&安房 SUNGUN

拝啓

肉と聞けばステーキや焼き肉、あるいはジビエを真っ先に思い浮かべるのは自然ですが、

もっと地味~~~に、

しかもリーズナブルにいただける島の肉料理をご案内。

今回は、西の果ての栗生(くりお)、

最近移住者が増えつつある中間(なかま)、

そして安房(あんぼう)で頂ける1,000円肉ランチをご紹介。

 

まずは、栗生の「松竹」さん。

島内外のお客様に愛され続けているそば処。

そこで頂けるのが豚しゃぶ丼セット。

一番人気は天丼セットですが、

今回はメニューシートにない豚をチョイス。

屋久島(鹿児島)風の甘ダレ。

トロプリンとした豚しゃぶと、

ズズッとのど越しの良いソバの風味の相性良し。

何よりこれで1,000円がうれしい。

いつもと違ったお味を楽しみたい方、一度はお試しあれ。

手打そば 松竹 (sobaya-matutake.com)

 

で、

二軒目は中間の立派なガジュマルアーチを抜けた先。

お食事処「つわの花」さん。

2017年にオープンされていますが

島の方から存在を認知されていないのが残念。

定食が何種類かありますが……

今回はいつもより200円高い日替わりランチ。

「手作り煮込みハンバーグ定食」を選択。

ハンバーグは、ふっかふかでご高齢の方にも食べやすい触感と味付け。

島特産のカメの手のお味噌汁と

昭和風の愛らしいカップの珈琲を頂けば、

島巡りを楽しまれるお客様もご満足されるのでは。

何よりこれで1,000円がうれしい。

そして島特産の「ウマンコ」=タカラガイを、

旅の記念に買い求められるのもよろしいかと。

屋久島 つわの花(@tuwanohana) • Instagram写真と動画

 

で、三軒目は

安房の自称ハンバーガー屋「SUNGUN BURUGER」さん。

今回ご案内するのは豚トロ丼。

掲示された「☆豚肩ロース塩ダレ☆☆屋久トロご飯☆」の張り紙を見ると、

なんだか二種類のご飯ものがあるようですが違います。

こんもりとした豚肉の頂点には刻み葱。

そこに屋久島特産とろろ芋のすり下ろしを掛け、

ぐちゃぐちゃぐちゃ~~~~っと混ぜ合わせていただくと、

塩ダレのレモン風味と豚の脂の甘さとトロロの触感が、

得も言われぬハーモニーを奏でます。

これで1,000円なら文句なし。

もう一品をお望みならば、

屋久島特産の縄文牛を使った串焼きをお供にするのもありかと。

 

というわけで、舌とお腹を満たして懐にも優しい1,000円ランチ。

ですが、

それよりもっとお安いお弁当でもあれば、という方には、

1コインでお釣りの来る尾之間のAコープのハンバーグ弁当も。

これからの梅雨の晴れ間、

島の南を遊覧される皆様のお腹と懐に幸多からんことを。

敬具

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