拝啓
4月に入って一週間。
島の小学校の入学式も無事執り行われましたが、防災無線からは警戒情報が連日流れる屋久島は初夏。
ヘタレの身としては何かしらスタミナでもつけたくなって思い立ったのが……
六角堂から車で2分。
高平の県道沿いで毎週日曜に催される「ニコニコ市」で購入。
冷凍されたブタ肉入りとシカ肉入りを1パックずつ頂くことに。
能書きをしげしげ見比べてみれば、
製造元は「屋久然ライフ」さん。
住所は麦生になっていますが、工場がある集落は高平。
原材料は「国産豚肉」か「屋久島産鹿肉」の違いだけ。
1パックに20個、2パックで40個あるので、
コテージにご滞在中のお客様にも召し上がっていただくことに。
できる限りギョウザそのものの味や触感を楽しめるようにと、
水溶き片栗粉の羽をつけるのはやめ、
たれは酢醤油のみに。
見栄えはいまいちですが、左側が豚肉、右側が鹿肉。
外見では豚か鹿か判別不能。
まずは鹿肉ギョウザを一口頬張れば、ほほっほ~~
プチコロッとした肉の触感に思わず笑みが。
鹿肉特有の臭みは全くなく、しっかりとした「肉」の味わい。
お次に豚肉ギョウザを頂けば、ははっは~~ん。
鹿よりも柔らかな触感とほのかな甘みは、豚の脂肪のなせる業かと。
どちらもかなりしっかりした味付けなので、
酢醤油よりも酢だけのほうが良かったかも。
豊かな味わいのギョウザは島の食の金賞、いや餃子の金将。
欲を言えば、
キャベツ・ニラ・ネギに加えて、
シカ肉入りには屋久島産のタケノコ、
ブタ肉入りには屋久島産のシイタケのみじん切りが入っても楽しいかと。
何にせよ、島の新たな特産品。
多くの方に楽しんでいただけますように。
付記
自分で焼くのが面倒な方は、
安房の居酒屋ハンバーガーショップ「sungun burger」賞味可能です。
敬具