屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島弁当三昧 第25回 島の新旧仲良く共存 平野のヴィーガン弁当と安房の竹の皮弁当

拝啓

11月5日、10月の島内コロナ感染クラスター発生で中断されていた、離島カード500円割引が再開。

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この日を待ちわびていた島の方も多いかと。

そんな方に一つの素敵な選択肢をご案内。

それは平野のラップサンド&自然食品のお店HIRANO WRAPSさんの早朝弁当。

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店先には早朝弁当の案内はございませんが、

実は朝の4時からお昼ごろまで、予約注文のお弁当を販売されているのをインスタグラムでご存知の方もいらっしゃるかと。

🌯HIRANO WRAPS🌯(@hirano_wraps_yakushima) • Instagram

 

ずっと頂きそびれておりましたが、今朝やっと頂くことができました。

それも離島カード割の500円引きで!

何やら宇宙船のような紙製カプセル容器。

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母屋のデッキで朝日を浴びながら、パッカ~ンとすれば。

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ホッッホ~~の設え。

今回頂いたのは女将さん推奨の「日替わりヴィーガン弁当」。

鶏の唐揚げ弁当、

鶏の照り焼き弁当、

鯖の竜田揚げ弁当(各900円)がある中で、

ちょっとお値段は張りますが、離島カード割を使えば

1,200円-500円=700円

 

その彩りが何とも楽しげ。f:id:y-6kakudo:20211105101757j:plain

トッピングされた野菜からできたおかずは10種類以上。

ご飯は醗酵米。

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肉っけ一つないにもかかわらず、朝から贅沢な気分です。

お味は素材の味がくっきり浮き出るような薄味。

甘からず、しょっぱからず、時にはカレーの風味も。

モチモチ感たっぷりのご飯がお腹をしっかり満たしてくれました。

ご予約は☏ 0997-47-1533

定休日は原則㊊・㊋・㊌

 

さて、その一方。

島で一番人気と言っても過言ではない安房のかもがわさんの竹の皮弁当

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自然への負荷の少ない竹の皮の包みをハラリとほどけば……

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島の弁当の定番おかずがぎっしり5種類

トビウオのつけ揚げ、鶏の唐揚げ、卵焼き、ゴボウのキンピラ。

海苔付きお握りの中はおかか、海苔なしの中には小梅。

これで450円!は最高のコストパフォーマンス。

味付けは島特有の甘味が勝った濃い目ですが、

登山やトレッキングなどで汗を掻いたときにはこれがちょうどの美味しさに。

縄文杉登山のバスには間に合いませんが、

朝6時過ぎから予約なしで受け取れるので白谷やヤクスギランドのトレッキングのお供に丁度。

 

島にはいくつもテイクアウトのお店ができてまいりましたが、

朝早くから頂けるお店はまだわずか。

 

この週末の秘かなお薦めはヒラノラップスでお弁当を買って、

島で唯一(たぶん)シーソー、滑り台、ブランコ、鉄棒の児童公園四点セットがそろった平野神社の公園でのんびりくつろぐのも有りかと。

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でなければ、

尾之間のAコープの「焼きサバ弁当」(たぶんこの7年間に50回は食べました)を片手に、

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小島のコスモス畑で潮風に吹かれながらゆんらり過ごすのもよし。

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もしくは、今年見事な花を咲かせている原のコスモス畑に。

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場所は原のコインランドリーの近く、県道を益救神社の参道の反対側、海に向かって下る細い道を200~300m進んだ先。

 

六角堂では、日毎に秋が深まりピンクの山茶花が満開。

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川縁には野生の白い山茶花が可憐な羽を広げてひんらりと。

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本当は、ちんたらカフェでゆっくり過ごし頂きたいのですが、

11月中のカフェ営業再開はちと難しいかも。

その分、他のお店の離島カード500円割がなくなった後、

2月半ばまで存分にご利用頂けるよう準備させて頂きます。

敬具

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