屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島パンデチョッコラ 第3回 もうすぐX‘mas 島の南のシュトーレン巡り

拝啓

小島のカトリック教会では12月初めからイエス様生誕祝いの準備が。

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25日には、誰でも参加できるミサも。

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教会に足を運ぶ島民は少ないようですが、

島のあちこちのパン屋さんではクリスマスシーズンの定番「シュトレンの予約や販売。

シュトレンはドイツ語で「坑道」。

酵母生地にレーズンやピールやナッツが練りこんで焼いたパン。
真っ白くなるまで粉砂糖がまぶされている姿が、幼子イエスを産着で包んでいるように見えるのでクリスマスにちなんだパンとなったとか。

 

そこで、まずは先週予約受付の案内が出ていた

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尾之間のペイタさんへ。

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すると、店頭に焼き上がった箱入りが一本残っていたので頂くことに。

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六角堂に戻って蓋を開ければ

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一週間日持ちするにしても、こっちはそれまで待てずに頂いてしまうかと。

袋から取り出し眺める事ニマニマ。

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真ん中あたりをスライスして、いただきま~す。

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一口含んだだけで、ラム酒の程よい香りがふんわり広がり、ナッツの甘味が引き立ちます。

そして真ん中に鎮座するマジパン(マルチパン)が決め手

砂糖とアーモンドを練り合わせたネットリした食感と風味がシュトレーンのありがたみをググっとアップ。

娘さん一人営業になって大変かと思いますが、来年もまた美味しいパンを焼いてくださいますように。

 

お次は、

尾之間のパン・ド・シュクルさんに。

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すでにペイタさんでシュトーレンを一本頂いていたので、

昨年頂いたパン・ド・シュクレさんはパスかなと思っていたところ、

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ハーフサイズも販売中

これなら「しょこパン券」1枚で買えるという誘惑に勝てず頂くことに。

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切ってみれば

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ドイツパンらしいしっかりした食感。

フルーツたっぷり・ラム酒控えめなのでお子様にも食べやすい逸品でした。

 

春牧のシイバさんでは、真正面でシュトーレンがお出迎え。

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こちらは、また来年のお楽しみに取っておくことに。

好みのコロッケパンを頂き、埴生窯さんの「アマビエ」さんに見送られて帰途に。

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疫病退散よろしくお願い申し上げます。

 

麦生のポンタン館でも

ホテルサンカラシュトーレンの予約販売のお知らせがありま、

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先週は現物もあったので

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用事ついでに伺ってみると、

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パン販売コーナーには姿もお知らせもなし。

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聞けば、残念ながらすでに予約販売終了だとのこと。

こちらも来年のお楽しみに。

 

さて、もう一つのクリスマスのお楽しみはビュッシュ・ド・ノエル 

フランス語でノエルはクリスマス+ビュッシュは木=「クリスマスの丸太」

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島のどこかで頂けたら、またご案内いたします。

海に浮かんだ森のような屋久島ならではのビュッシュドノエルが、島のあちこちに転がっていたらさぞ楽しかろうなと。

敬具

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