屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

Book Cafeの散歩道 第3回 5/4・5・6 GW終盤の里

拝啓

ヤマアジサイの花が開き始めた屋久島の里。

f:id:y-6kakudo:20200513090830j:plain

ちんたらBookCafeからの#7日間ブックカバーチャレンジと里巡り散歩の記録、

第3回は5月4日から6日、GW最終日までのご紹介です。


5月4日 小山内 美智子著

「車椅子で夜明けのコーヒー」

#7日間ブックカバーチャレンジ #day6
ナインティナイン岡村隆史オールナイトニッポン」での「風俗嬢発言」を巡る様々な批判。

また、コロナ下での各種風俗営業に対する厳しい視線。
そんな今だからこそ、
売り手買い手の男女を問わず、
「性の商品化」には暗くて深い闇があることを思い起こし、
「常識ある人々」によって隠蔽されてきた社会問題の存在をも再認識すべきかと。

この本のバトンは、屋久島でタンデム自転車をお楽しみ下さった矢野さんに送らせて頂きます。

f:id:y-6kakudo:20200513092230j:plain

 コメント欄

六角堂BookCafe再開の折には、手に取ってお茶と共に。

f:id:y-6kakudo:20200513092500j:plain

 

ちんたら散歩風景~原

f:id:y-6kakudo:20200513094202j:plain

休業は宿泊・飲食業に限らず広範に。

 

f:id:y-6kakudo:20200513094311j:plain

人気のない林道にこうした看板が立っているのも、もう一つの屋久島らしさ。

 

5月5日 本田 哲郎著
釜ヶ崎と福音」

#7日間ブックカバーチャレンジ  #day7
7日間の締め括り、どの本にしようか迷いましたが、このご時世。
「神は貧しく小さくされたと者と共に」の副題を持つ
本田哲郎司祭の名著を。


ずっと以前に放送されたNHK Eテレ こころの時代〜宗教・人生」で拝見した本田さんの姿にも感銘。


この本のバトンは、六角堂に何度もご滞在下さっている、社会活動家のMai Yudaさんに送ります。
迷った何冊かの本の一冊はコメント欄でご紹介。

f:id:y-6kakudo:20200513092947j:plain

コメント欄

いかなる宗教も、その本質的な務めは“救済”かと。

f:id:y-6kakudo:20200513093034j:plain

 

ちんたら散歩風景~尾之間

f:id:y-6kakudo:20200513095115j:plain

島民の憩いの場の温泉まで閉鎖。

この後、閉鎖は「緊急事態宣」解除まで延長に。

 

f:id:y-6kakudo:20200513095236j:plain

「健康づくり1万歩街道」なるもの、島のどの集落にもあるのでしょうか?

 

5月6日 筑摩書房 
「女子高生のための文章図鑑」

#7日間ブックカバーチャレンジ 第2ラウンド  #day1
ブックカバーチャレンジ、昨日で規定の7日間を終え、
今日は当初の「緊急事態宣言」終了だったはずの日。

ただ、それが延長されたので、

「ブックカバーチャレンジ」も宣言(任期ではありません)終了まで続けようかと。


京都の某女子中学校3年生の国語の授業で使った「副読本」……と言いながら、教科書使わずこれで一年間授業。
保護者の方からは心配の声も頂きましたが、子供たちは力を付けてくれたのでは。


この本のバトンは、六角堂コテージ最多リピーター様で、30年ほど前この本で学んだ記憶があるはずの光山さんに渡します。
コメント欄はテストで使ったはずの一文。

f:id:y-6kakudo:20200513093443j:plain

コメント欄

f:id:y-6kakudo:20200513093508j:plain

 

ちんたら散歩風景~麦生

f:id:y-6kakudo:20200513100101j:plain

山の道から臨む水平線は微かに丸く。

 

f:id:y-6kakudo:20200513100226j:plain

道端に佇む総理大臣は霞み逝き、

「日本の明日を切り拓く」の文字には、盛者必衰・諸行無常の響き有り。

 

次回は5/7・8・9日の記録を