屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

花の色はうつりにけりないたずらに我が身よにふる ながめし島に

拝啓

久しぶりに心地よく晴れ渡った如月初日の屋久島麦生。

昼前からポンタン館近くのモストレルさんで「Komohana Fes お花見まつり」

ポンタン館の駐車場に車を置いて、HONUさんの角を曲がって蓮華咲く坂を登れば、

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緋寒桜満開のモストレルさんに到着。

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花影に佇む少女は平和の象徴。

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アコースティックギターの響きと軽やかな歌声が凝った心をのびやかに。

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仰げばメジロが蜜をついばみ

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何か御用?と問いかけられて

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いえいえどうも、よいお日和で。

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出店の中のお目当ては、桜餅とお花見ちらし。

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色とりどりの花に見立てた花見弁当。

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眼に楽しく、歯触り楽しく、ほろ苦さと酢の芳しさが大人の春の味。

 

おおよそ見知った方々と雑談交わせば、なんと尾之間のペイタさんが先月から休業されているとのこと。

ことによると、そのままお店を閉められるかもと聞いて溜まらず帰りによれば……

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再開される日を心待ちにするばかり。

 

六角堂に戻れば、今朝からようやく始まった屋根の修繕工事が着々と。

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業者さんにはKomohana FesでCosmic Kitchenさんから頂いた桜餅で労をねぎらい、

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明日も晴れて、無事作業が進みますようにとと願うばかり。

 

花の季節がめぐるごと、さてさて限られた余命をどう生き切るのか、桜に問われているようです。

 

敬具