屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

『第1回 屋久島カフェ巡り』 その4 (ボンボンポイ第23+2回)小島 神さん溢れる集落で Na*ganoさんのおやき

拝啓
2020年1月15日から始まった「第1回屋久島カフェ巡り」(主催者: 屋久島カフェ巡り実行委員会、一湊珈琲焙煎所)。
4店目に伺ったのは小島のカフェ、Na*ganoさん。

恋泊の坂を平内に向って上がる途中の山手側。

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お天気が良ければ六角形の東屋でお茶を頂けるのですが、当日はあいにくの雨。

始めて店内で過ごさせて頂くことに。

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店内は何やら工房のような趣。

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インドネシアの猫が鎮座する窓際のカウンター席に座ってメニューを見れば……

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ベースはNAGANOだけあって「おやき」。

今回はCプレートを頂くことにして店内徘徊。

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袋を下げたマネキンがいるので、何かと伺えば、タンカンの収穫袋なのだそうで。

趣味で要塞を始めたら、洋服の裾上げやら何やら頼まれるようになり、袋も自作されたとのこと。

で、登場したCプレートがこちら。

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この日の「おやき」の具は大根入りと茄子入りの二種類。

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長命草を使ったキンピラもレモングラスが隠し味の味噌汁も微かな苦み、野趣が潜んでいて、島の他店では味わえない独特の世界。

この日のデザートはパパイアシロップ入りの玉子ケーキ。

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自家飼育の鶏卵を使った「ウチの子の玉子ケーキ」はドリンク瀬戸でもいただけます。

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営業日と連絡先はこちら

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で、スタンプ押印。

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ハンコは二つで一組でした。

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これで4店制覇。

キヨコンネガイ(一湊)
Kiina(志戸子)
一湊珈琲焙煎所(宮之浦)
Cafe and bar gecko(宮之浦)
mori cafe (小瀬田)
雪苔屋(船行)
日と月と(安房
スマイリー(安房
Warung Karang(安房
tama cafe(安房
Na*gano(小島)
シーサーシーサー(平内)

 

さて、NA*GANOさんがある小島集落は人知れず面白みに溢れた集落。

集落の中心、岳南中学校の西側にある小島(菅原)神社には田の神様恵比須様、水源地には水神様も。

そこから海側に200mほど行けばサンタマリア教会

その先の山の瀬岬にシドッチ神父上陸記念碑が建っていますが、その西向かいに当たる屋久島最南端の浦崎こそが上陸地だとの説も。

北緯30度13分34.7秒,東経130度31分19.9秒

ましてやその浦崎突端に立ったことのある方は島民でも少ないのでは。

岬に通じる「岩崎公園」の入り口は県道から南に入った農道沿い。

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ここから徒歩約5分で岬の先端。

まあ一度は眺めて頂きたい絶景。

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一方、県道の山手側の林道沿いには移住者が多く住む一帯がありますが、その一角にある三島大明神

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由来を綴った石碑がありますが

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ススキ野と化した境内の鳥居の奥にはひっそり、子供が裾に群れ纏わる地蔵菩薩の抱く赤子は選ばれしものなのかどうか、定かでなく……

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気になる方はこちらから

ミステリアスなスポットに事欠かぬ屋久島。

カフェ巡りは、自分の趣味や味覚に合ったお店にこだわらず、「島の未知の探訪」ついでというスタンスがよろしいかと。

次回の島cafe巡りは再び島の北部へ

 

敬具

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