拝啓
屋久島町役場に所用で出向くと、ただいま「屋久島木製品フェア」開催中。
屋久島の木工品と言うと「ヤクスギ」ばかりが頭に浮かびますが、実は様々な木々を使った製品(作品)が産み出されています。
今回出展されていたのは五か所の工房さんで、フェアと言うには作品が少なめで参観者もこの時は一人もおらず寂しかったですが、
一点一点を眺めれば楽しい気分に。
入り口近くから順にご案内すれば
ウッドショップ 木心里さん
ムラカミ・ウッドワークスさん
有水製材所さん
福島木工家具店さん
SOLMU PUUTさん
今回ご出店の工房さん以外にも島には様々な職人(作家)さんがいらっしゃるはず。
先日、雪苔屋さんでくつろいでいた折、近所にご家族で自給自足を目指して生活をしている木工職人「イロリンネ」さんがいらっしゃると伺いました。
大きなお土産物屋さんに下ろしていらっしゃる工房さんだけでなく、知る人ぞ知る作家さんを「発掘」し、その技や発想を学び合い楽しみ合える場が、観光客の皆様の目に留まりやすい場所に常設されていてもよいかと。
木工品は使われてこその価値と言うこともありますが、それを「商品」として以上に「作品」として味わうゆとりが文化というものでは。
島の文化が豊かになるよう、次の選挙で当選される町長さんを筆頭に町役場の働きを期待すること大です。
敬具