屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島ほんの気持ちばかり第11回 SUNGUN BERGERで出会ったのねずみ

拝啓

紫陽花の花が県道を彩る島の梅雨。
西の果ての栗生集落の栗生海水浴場ではウミガメの産卵もピークとなり、
8月には子亀の誕生も。
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そんな栗生でしばらくお休みされていた「SUNGUN BERGER」さん、

5月末から営業再開。
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メニューを確認して、一番上の「ハンバーガー ポテト付き」を注文。
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店内はライブスタジオとして一層楽しんでもらえるよう、
桟敷席も増設してリニューアル。
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本業の靴屋「PON-PON」さんのサンダルコーナーの隣には、
小さな絵本コーナーも登場。

その壁に……
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「のねずみチュウチュウおくさんのおはなし 」
(ピーターラビットの絵本 8)
ビアトリクス・ポター著, いしい ももこ訳,福音館書店 2002年刊


何かしら特別な思いがこもった絵本なのでしょうか?

それはあえて聞かずに、出来上がったハンバーガーを頂くことに。
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しっかりした食べ応えある自家製ハンバーグはとてもジューシー、
バンズの風味もよく、熱々ポテトもほっこほこ。
「Felia! フェリア 南日本新聞|屋久島、旅のツボ | サンガンバーガー/靴工房のグルメバーガー」の紹介記事に偽りなし。 
その内登場予定と聞いた「自家製コーラ」が楽しみ。

6月8日(土)には、
おおくまよしゆき(雪苔屋の熊ちゃん)のニューアルバム記念ライブも。
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かつてはカツオ漁で島一番の賑わいを見せた栗生。
倭寇の基地になっていた歴史もあるとか。
今では廃校になった栗生中学校跡地にある
縫製工場「ワイケーエス・屋久島」では
中国人やベトナム人の女の子も働いているとも。

「SUNGUN BERGER」さんが
島の新たな文化発信の拠点として発展していただければ幸いです。

敬具


これまで紹介した「屋久島ほんの気持ちばかり」インデックス

高田みかこ著 「Hello! 屋久島 —あなたの“とっておき"を見つける旅」
西岸良平作「三丁目の夕日
堀江重郎著 『屋久島 神々からの伝言』
西邨マユミ著『キレイな人は「その一口」を大切にする 正しい食欲のつくり方』
石田紀佳著『魔女入門 暮らしを楽しくする七十二候の手仕事』
星野道夫著『魔法のことば 自然と旅を語る』
鳥居著『キリンの子 鳥居歌集』
石和鷹著『地獄は一定すみかぞかし 小説 暁烏敏』
前野隆司『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』
荒木経惟『いい顔してる人』
鍵井靖章『アシカ日和』
高田渡『バーボン・ストリート・ブルース』