屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島ボンボンポイ 第-1回 立冬の屋久島 昨日と今日の17:40 夕暮れ時にごめんごめん

拝啓
 
立冬を迎えた屋久島。日中は汗ばむほどの暑さで、ちんたらカフェにお越し下さったお客様もロフト席では扇風機をご使用。コテージにご滞在のお客様の寝具はまだ夏掛け布団ですが、朝晩は冷え込むので綿毛布を追加。
 
このひと月、雨らしい雨が降ったのはほんの数日。朝靄の海で操業する漁師さんにはありがたいことでしょうが
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庭の草花にとっては水やりをしなければならないほどの乾燥。夕焼が心に沁みる夕暮れ時には……
 
田舎の堤防 夕暮れ時に
ぼんやりベンチにすわるのか
散歩するのもいいけれど
よりそう人が欲しいもの
……
こんな河原の夕暮れ時に
呼び出したりしてごめんごめん
笑ってくれよウフフとね
そんなにふくれちゃいやだよ
夕暮れ時はさびしそう
とっても一人じゃいられない
……
帰りたいなんていわないで
そうか君は笑うのが
へたになちゃったんだね
あんまり僕を困らせないで
そろそろ笑ってくれよ
夕暮れ時はさびしそう
とっても一人じゃいられない
あな、遥かに遠し青春時代。高校生だった44年前に口ずさんだN.S.P.(ニュー・サディスティック・ピンク)の「夕暮れ時はさびしそう」(1974年)の歌詞が切れ切れに浮かんできます。
 
そこで、お店の看板を下ろすや否や永久保「おやつと珈琲のお店 雪苔屋」さんへ。
 
暮れ行く窓辺の席に座り、山陰に沈む夕陽の如き紅玉のケーキと珈琲を頂いていると
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夕映えの樹々にダブってガラス窓に店内が映り込み……
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Natural&Pureのオーナーさんご夫婦がほのぼの営むお店で一日の疲れを少しばかり癒すことができました。http://yukigokeya.blogspot.com/
 
で、その翌日。お店の看板を下ろすや否や湯泊「喫茶はまゆ」さんへ。沈みゆく夕日に一礼して店内へ
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シフォンケーキのキャラメルリンゴサンドと白川茶園のプーアール茶を頂くことに。
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しっとりしたシフォンケーキの生地にさっくりとしたリンゴがお似合い。三煎まで注ぎ足して頂けるプーアール茶のほのかな甘みがふんわりと。Mannish & Sexyのオーナーさんご夫婦がほのぼの営むお店で一日の疲れを少しばかり癒すことができました。https://www.facebook.com/eiji.kachi
 
湯泊の港の夕映えは
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見る間に色合いを変え
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夜の帳が下りて行きます。
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冬至に向っていよいよ日暮れは早くなる島の初冬。ちんたらカフェはさっさと閉めておきながら、5時過ぎまで開けてくれるカフェが一軒でも増えればと願う我儘。
 
あ、念のため、両店とも閉店は18:00です。お間違えの無いように。
 
敬具